SilverNullf

Silver Nullf idletalk

内容が薄っぺらな書籍の話

内容の薄い書籍

前提として、著者の立場に立って、何かを得ようという意気込みで読むことは必要です。ただ、どうしても薄っぺらとしか言いようがない書籍というのはあるわけで、なかなかの確率で出会うわけです。

さて、では薄っぺらな本に出会うことの何が一番の問題なのか・・・時間が勿体無いということに尽きるのではないでしょうか。
読むのをやめろと言われても・・・ねぇ。

したがって、薄っぺらな内容の本はテーマで選別しようという話です。

内容が薄っぺらな書籍

権威によるレクチャーということが信用を担保している書籍は枚挙にいとまがないです。有名な人成功した人が書籍を出版することは当たり前といえば当たり前の話ですが、問題視しているのは「そこだけが売りになっている本」ということです。

ここで言う権威とは、医者や大学教授といった社会的地位のある人物という場合もあれば、その道で成功した、例えばキャバクラ嬢など、いわゆる「その道のプロ」という場合もある。

つまり、何が言いたいのかといういうと、内容はウェブ検索で事足りるようなものでしかないのだけれども、薄っぺらな内容に著者(権威)の信用をプラスαすることで書籍として成立させているものが多いということ。

書籍の出版は、著者の一種のステータスという部分はあるのかもしれない。そこを否定するつもりはありません。ステータスのために薄っぺらな本を出版されるのは困るけども・・・。

内容が伴っていないと、個人的には著者に対しての違和感というのか、不信感さえ芽生えてしまう訳で、結果的に著者の「書籍出版」という一つのステータスにもなり得ていない逆効果な気がするのですが・・・。

内容の薄っぺらな書籍の傾向

タイトルはどんな書籍も練られて作られているので、表紙で判断というのはなかなか難しい。したがって、内容の薄い書籍が多い傾向にあるテーマを除くという方法が一番楽なのではないかと思う。

ちなみに商品レビューにある評価では、私が薄っぺらいと感じる書籍の評価が割と良い傾向にある。ということは私の捉え方の問題があるのかも知れない・・・。
ただし、良いと思う本も評価が高い。うーむ。

とにかく結論としては、「日常で経験するような事柄」の延長線上にあるようなテーマは総じて内容が薄いということです。必然的に「専門性を有しないから」とも言えるかもしれません。

恋愛関連

恋愛系は、ダントツで薄っぺらい内容でしかないことが大半だという印象はある。

恋愛は万人が経験するという意味において、需要があるのは分かる。ただ万能の攻略法があるはずもなく、また誰しもが大なり小なり経験する事柄というのは「当たり前の話」をされていると感じる可能性も高くなる。

とはいえ、恋愛系という性質上そこまでのものを求めている人も多くないと思うので、ハードルがそもそも高くないという意味において言えば、そこまで気にする必要もないのかもしれません。

対人系

恋愛関係と同じく、人生において大なり小なり経験する事柄なので、「読者も日々経験値を得ているテーマ」という、ある種のハードルがある。

人との付き合い方、喋り方、メール対応などは、「当たり前の話」または「極端に対応がヘタな例」を引き合いに出していることが多い印象がある。
当たり前の解決策(そもそも解決策自体に疑問という場合もある)を提示されたとて、それができないから困っているという意見もあるのではないだろうか。

つまり「付け焼き刃な手法」がとにかく多く、根本的な解決になっていない内容でしかないわけです。

心理学用語

これは中身を読まないことには知ることができない傾向ですが、聞いたことのあるような心理学用語で信用を担保しようとする傾向にある。

例えるなら「合コン必勝の心理学」のような、Webコンテンツにありそうな心理学用語(webコンテンツが悪いわけではありません)を申し訳程度に、あるいは唐突に組み込んでいる。

網羅性

網羅性を意識している書籍は薄い内容のことが多い、薄い内容とは、そのジャンルについて興味を持っていれば、「自力で行き着くであろう内容でしかない」ということ。その程度の内容を幅広く記述する「質より量」の精神。

割と大丈夫だと思っている系統

「初心者向けハウツー」に類別されるような書籍も網羅性を意識した作りになっていますが、恋愛系や対人系のように主観的(主観的なのが悪い訳ではありません)ではないことが多い。

したがって、少なくともそのテーマの客観的な情報の提示がなされているため、一定の利益(情報)を得ることができる。

また、企業の社長などが著者の場合で、かつ情報、または考え方の発信が主体の書籍は、「権威であることが書籍の信用を担保する」という要素では同じですが、だからこそ主観的な経験に基づいたその道で成功した人の「情報」を得ることができるので(もちろん客観的事実も含まれていますが)、一定の利益は得られると思っています。

突拍子もなかったり、尖りすぎていたり、色々と言いたいことがあったとしても、少なくとも薄っぺらくはないという印象があります。

ライフハック本も、効率化するための手法(情報)という意味においては得られるものがあると捉えています。ただ、この系統は薄いうんぬんというより、手法自体が疑問という場合が多い気がします。

話は少し変わりますが

恋愛系や対人系、特に自己啓発本などは、「踏み出す勇気」「強い意志」そして「行動する」のような精神的な奮起が前提としてある。そしてこの前提は結局のところ正論なわけです。強い意志と行動力は何事にも必要なのは言うまでもないことでしょう。

だからこそ、本を読んで頑張ってみた結果何も変わらなかったとしても、それは本人の頑張りの問題となるわけなので、結果、著者が痛みを被ることがないシステムが出来上がっていると思う。

読者本人の頑張りが大事なのは間違いないけれども、質うんぬんの話以前に、「この通りやれば必ず道は開ける」なんてことを謳っている本は総じて悪どいと言えるのではないだろうか。

目次である程度判断はできるが・・・

読む前に良書かどうかを完璧に判断するのは難しいわけなので、とりあえずはまず自分が知りたいと思っていることがあるかどうかを知ってから読むというのが大事。

つまり「目次」を見て自分が欲しい情報が書いてあるかどうかの確認は、時間を無駄にしないためにもすべきだろうと思います。

ただ内容に満足するかどうかはまた別の話なので、やはりテーマによって選別するのが一番ではないかと思っています。

Top
©SilverNullf