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Silver Nullf MoviesReview

サプライズ

Suspense

Summary

結婚35周年の夫婦を祝うために息子娘達が別荘に集まった、皆で食事を楽しんでいる時長男のドレイククリスピアンに嫌味を言ったことから言い合いの喧嘩になった。
すると口論している最中、長女エイミーが連れてきた彼氏のタリクの頭に矢が刺さり絶命する。
突然の出来事に家族は大混乱に陥る。

Review

2011年制作のサスペンス・スリラー映画R15+作品
監督:アダム・ウィンガード
脚本:サイモン・バレット

エリンさん、荒ぶる
テンポの良さと、爽快感。緊張感はないかもしれない。

以下ネタバレにご注意下さい。

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Story(長いので注意!!)

  • 晩餐会にて
  • 結婚35周年の両親を祝うために子供達とその恋人達が集まった、晩餐の時長女の彼氏が突然外から矢で射られて死亡する。
    突然の出来事に騒然となる一同、長男のドレイクは母親を庇って負傷する。
    警察に連絡しようとすが電波が入っていなかった。
    外からの矢を回避するために玄関に逃げ込んだ。
  • 足がいくら速くとも
  • 長女は走って助けを呼びに行くと意を決して駆け出した、父親ポールと三男フィリックスはドアを開けた、外へ飛び出そうとした時長女は仰け反り床に倒れた。
    ドアにはワイヤーが張られており長女の首はパックリ切れ血が吹き出していた、間も無く長女は死亡した。
    次男クリスピアンの彼女エリンは窓をロックするために動き出し、警察にも届く可能性も考えメールを送った。
    ポールは娘の死にショックを受けている妻を2階の寝室に運んだ。
  • 次はお前だ
  • それぞれが防犯に勤しむ中2階から悲鳴が聞こえ、子供達は2階へと走る。
    一方エリンはキッチンで虎の覆面の男に襲われるが、持っていた包丁で撃退する。
    息子達が寝室のドアを蹴破ると、そこには鉈が頭に突き刺さった母親がいた、壁には「次はお前だ」と血で書かれていた。
  • ケリー
  • 長男ドレイクの妻ケリーは母親に毛布をかけてあげた、物音がしてベッドの下を覗くと覆面の男がいた。
    階下へ逃げそのまま玄関を開けて外へ飛び出してしまう。

    夫であるドレイクは追おうとするもドアに仕掛けられたワイヤーに刺さっている矢が引っかかり痛がった末に、自分で抜いた矢をみて気絶する。

    隣家に助けを求めるも反応がなくその間に覆面の男に追いつかれ殺される、隣家の住人はすでに殺されていた。

  • 決死のクリスピアン
  • クリスピアンは車を取りに出ることを決め外へ飛び出した、が車が見つからなかったと戻ってくる、周りには誰もいなかったから自分がもう一度外へ出て助けを呼びに行き携帯の電波が入ったら警察に連絡すると言ってクリスピアンはもう一度出て行った。
  • エリン始動
  • エリンはキッチンから使えそうな武器をリビングへと持ってきた時、窓が割れ覆面の男が入ってきた、倒れ込んでいるエリンを襲うが返り討ちにあい覆面の男は死亡する。
  • フィリックスとジー
  • 一方父親ポールは妻を殺した犯人を見つけるべく捜索を開始し、犯人が隠れていた部屋を見つける。
    その時電気が消え辺りは真っ暗になる、エリンは配電盤を、三男フィリックスと彼女のジーは父親の様子をみに行く。
    急に電気がつき2人は無事父親を見つけた、がすぐに背後から覆面の男が現れ父親は喉を切られる、もがき苦しみながら生き絶える父親をフィリックスとジーは呆然と眺めた。
    狐の覆面の男がフィリックスの横に立った、フィリックスは俺の前で殺る必要があるのかと冷静に言った。
  • 棚にあげる羊
  • 羊の覆面の男はリビングで死んでいる虎の覆面の男を発見し冷静さを失い暴れる、リビンングへ戻ろうとしていたエリンは足を止めた。
    エリンは様子を伺うが音をたててしまい斧でドアを開けられそうになるがその時気絶していた長男ドレイクが目を覚まし意図したものではないが気を引いたことで結果的にエリンを助けることに成功する。
    その後駆けつけたフィリックスは父親は休んでいると嘘を伝えた。
  • エリンという女
  • 地下から使えそうなものを集めてトラップを作ろうとするエリンジーは彼女の一連の行動を見て何者なのかを探ると、エリンは世界の資源が枯渇するという妄想に取り憑かれた父親とその考えに賛同するものと共に奥地で鍛えられて育ったと語った。
  • 手を汚すフィリックス
  • 地下ではフィリックスドレイクの妻ケリーが死んだことを教え動揺していた。
    詰め寄ってくるドレイク、フィリックスは机にあった工具でドレイクを刺した・・・がなかなか倒れないドレイク、フィリックスは怯えながら手当たり次第に工具を突き刺し殺した。
  • 真相
  • エリンはお父さんの様子を見に言ってくるとジーを残しその場を離れた、2階に上がるとポールはすでに生き絶えていた、そこへ覆面の男が現れた、エリンは窓を破って飛び降りた。
    足に怪我をし、木の陰に隠れたが、すぐに覆面の男に見つかり、ボーガンを射ってきた、なんとか避け家の中に逃げ込んだ。
    追ってきた覆面の男はトラップに見事にハマり足を怪我する、そこにもう一人の覆面、フィリックス、ジーが集まった、この酷い有様にフィリックスは自分が払っている犠牲を語る。
    隠れていたエリンはそれを聞き真相を知った。
  • 振り回される犯人達
  • 口論の末覆面の男に殺されそうになるフィリックス、これからもらう遺産を盾に必死に説得をする、その時携帯の着信音が鳴った、任せろと言って向かう覆面の男。
    携帯を取り出すエリン、緊急連絡を受信したという警察からのメールだった。
    覆面の男がカーテンを開けた、その瞬間エリンは喉輪を決める、倒れこむ覆面の男、その隙にエリンは外へ。
    外へ出るとすぐ窓から部屋に戻る、3人は外を探しに行く、足を怪我した覆面の男は窓に近づき覗こうとしたところで待ち構えていたエリンに殺された。
  • 覆面全滅
  • エリンは玄関に新たなトラップを仕掛ける。
    残り3人となった犯人たち、覆面の男は隠れている可能性を考えて家に戻り、残り2人は道路を見に行くことに。
    玄関ではなく窓から入ってくる覆面の男、地下へ逃げ込みカメラのフラッシュに乗じて殺すことに成功する。
  • エリンピンチ?
  • リビングに戻ったエリンをボウガンで射るフィリックス、命中し倒れ込んだが、確認しに行くともうすでにそこにエリンの姿はなかった。
    ジーは中からフィリックスは外から探すことに、キッチンで待ち構えるエリン、入ってきたジーともみ合いになる、フィリックスも入ってくるが、乱闘の末エリンは2人を始末した。
  • 裏切り
  • フィリックスの携帯が鳴った、エリンは無言でとった、その声はクリスピアンだった。
    エリンとは知らず自供するクリスピアンは一方的に喋りながらリビングに入ってきた、クリスピアンが振り返るとそこにはエリンがいた。
    開き直って白状するクリスピアン、金をもらうか、自分が捕まってエリンには何もなしかと選択を迫る。
    クリスピアンは首を刺され目を刺されて殺された、がその瞬間を見ていた警官が発泡しエリンは被弾し倒れこむ。

    そして警官は応援を呼び「玄関」から入りトラップにかかった。

    -END-

以下感想

  • なんやかんや
  • 家族全員を猟奇殺人に見せかけて殺すことで財産をモノにしようとしたけれど、一人強い奴がまじってた話。

    エリン、君はいったい何者なのか・・・
    父親の妄想がたくましいおかげで、エリンは山奥でせっせとサバイバル生活をおくってきた結果、戦闘能力、すくすくと育つという背景がある。

    犯人が残す「次はお前だ(You’re Next)」というメッセージ(原題でもある)を、エリンが犯人達に送り返しているとも言える。

    犯人達に殺される家族達、主人公エリンが立ち上がり、犯人達を撃退する。・・・わけだけれども。
    この映画の特殊なところは、犯人達が主人公に殺されていく、立場の逆転という要素だけではなく、エリンという主人公の凶暴性ときたら・・・。犯人を容赦無く、過剰な攻撃をくらわす。主人公としてその凶暴性はいるのかね?

    つまり、必死に犯人達を撃退する「か弱い主人公」という構図にはなっていないわけで。
    したがって、主人公が強い分、見る上で安心感がある。ゆえに爽快ではあるが、緊張感には欠けるかもしれない。
    ただ爽快とはいっても、主人公の過剰なオーバーキルに対して「ん?」となる可能性もあり。何より主人公にそこはかとない不安、一抹の不安を覚える

    「金のため」という動機にするのであれば、仲の良さそうな家族に見えるが、実は憎しみあっていた、であるとか、そういった背景は欲しかったかもしれない。
    作中の描写では、金のために家族とその恋人、妻を皆殺しにする人間が二人も育つ家庭環境には見えないわけで、その部分の理由付けをくれないと、「エリン無双を見せるためのそれらしい理由の犯行」となり、安直に動機を作ったように見えてしまう

  • というわけで
  • オーバーキルする主人公というのも新鮮ではあるけども・・・好みの問題かな。

    邦題の「サプライズ」はエリンの存在が犯人達にとってのサプライズだという意味なんだろうと思いますが・・・ヘンテコな邦題が多い中・・・良い邦題ですよね

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