
Summary 看護師のアナが夫と自宅で寝ていると近所に住む少女が部屋へ入ってきた。 少女は夫に襲いかかり、噛まれた夫も救急車を呼ぶ間にゾンビと化しアナに襲いかかる。 バスルームの窓から逃げ出したアナは車を走らせるが、途…Read more
バイオテク国際学会へ出席するためにベルリンへとやって来たハリス夫妻。
カバンがない事に気付いたマーティン・ハリス博士はタクシーに乗り込み空港へと戻ることにしたが途中事故に遭ってしまう。
昏睡状態から目覚め妻の元へと向かうマーティンだったが、妻は彼を知らないと話し、そこには自分の名を名乗る見知らぬ男がいた。
2011年制作のサスペンス・アクション映画
監督:ジャウム・コレット=セラ
脚本:スティーヴン・コーンウェル|オリヴァー・ブッチャー
製作:ジョエル・シルバー他
原作:ディディエ・ヴァン・コーヴラール
とにかーく先が気になる作りなとこが良き映画。
やっぱ序盤でバシッと謎を投下してもらわないとね、これがサスペンス・アクションというジャンルだなと。
主人公は博士であるという制約上、主人公自体のアクション色はそこまでなんですけど、しかしだからといって地味でもなくで。
個人的な好みの話をさしてもらうと、サスペンスとアクションのバランスが絶妙に好みでした。
主人公役の俳優リーアム・ニーソンさんがすでに私の中で強いおじさんのイメージがついてるから・・・。
最初からすでに怪しくみえる訳で、やっぱり一流の暗殺者な訳で。
先入観ガッチガチなのでね・・・期待通りなのは全然OKなんだけども、イメージのない俳優さんだったら驚きはもっとあったのかもなんて思ったりはします。
ストーリー(長いので注意!!)
昏睡から目覚めると、妻のことは覚えていたが、一部記憶がなくなっていた。
バイオテク国際学会のニュースをテレビで見たマーティンは学会の出席のためにベルリンに来たことを思い出し、泊まるはずだったホテルへと向かう。
ホテルで妻の姿を見るけるマーティンは声をかけるが、妻のリズはマーティンを見ても誰だかわからないといった様子だった。
そしてリズにマーティンと呼ばれ一人の男がやって来た、見ず知らずの男がマーティン・ハリス博士を名乗りリズの夫になっていた。
マーティンは訳が分からず、ホテルの人間に警備室へと連れていかれる。
警備室で自分が本物であることを証明しようとするが、ネットでマーティン・ハリス博士を調べると、そこに載っていた男は先ほどマーティンと名乗っていた男の顔だった。
状況が悪くなったマーティンは逮捕を免れるために、事故のせいで記憶が混濁していると話し、なんとか逮捕はされずにすんだ。
病院へは帰らず途中で降りたマーティンは、事故に遭った時に乗っていたタクシーの運転手に会って抜け落ちた記憶を補うために事故の前の話を聞こうとしたが、彼女は関わる気は無いらしく何も語ってはくれなかった。
次にマーティンはブレスラー教授と12時半に会う予定だったことを覚えていたため教授に会いに行った。
そこにはあの偽マーティンが教授と話していた、そいつは偽物だと話すマーティンとお前が偽物だと話す偽マーティン。
マーティンはブレスラー教授と過去に話した内容を語るが、偽マーティンもマーティンの話す内容と同じ話を被せながら話した。
どっちが本物か分からなくなるブレスラー教授に、偽マーティンは免許証とリズと写る写真を見せた。
マーティンは全く同じシュチュエーション全く同じ体制で写真を撮った記憶があった、しかしその写真には自分ではなく別の男が、マーティンは卒倒し再び病院へ。
病院で男に殺されそうになるがなんとか逃げることに成功する。
病院の看護士が教えてくれた人捜しをしてくれるというユルゲンと言う男に会いに行くことにする。
東ドイツのシュタージ(秘密警察)にいたと言うユルゲンにマーティンは私が私であることを立証して欲しいと頼んだ。
ユルゲンはマーティンの話を信じ、マーティンの職場の同僚に連絡を取ってみると話した。
そしてマーティンには事の始まりに出くわしたタクシーの運転手にもう一度話を聞いてくるように話した。
マーティンはタクシーの運転手ジーナに再び会いにいった。
とりあえずマーティンは自分のつけていた高価な時計を渡し話を切り出した。
ユルゲンにあの日のことを詳しく話してくれと頼み、そして一晩泊めてくれと話した。
ジーナの家に泊めてもらえることになったマーティンだったが、病院でマーティンを殺そうとした男とその仲間に急襲される。
2人はなんとか逃げ切り、ユルゲンと会う。
ユルゲンはブレスラー教授のスポンサーである王子を狙うためにマーティンを別人に入れ替えているのではないかと話した。
確証が取れないためマーティンはリズに会いに行くことにした。
リズが一人の時を狙い話をすると、リズは「逃げられない」「2人とも殺される」と話した。
空港に置き忘れたカバンを取りにいって事故にあったことを教えられ、カバンを探すように言われる。
リズは愛してると言いその場を後にした。
一方ユルゲンはマーティンとリズが一緒に写っている空港での写真を手に入れていた。
マーティンの同僚のロドニーからも連絡が入り、ユルゲンに会いにくることになる。
会いに来たロドニーにユルゲンは「セクション15」と言われるどこにも属さない、金さえ払えば依頼人は問わない暗殺組織の話をした。
ユルゲンはロドニーの正体に気が付いていたのだ。
ロドニーは演技をやめ、知っていることを全て話せといったが、どっちにしろ殺されるとわかっていたユルゲンは青酸カリを飲み自殺した。
ロドニーは一流のスパイだと彼を称えた。
マーティンは空港でカバンを取り戻した、中にはマーティン・ハリスだと証明するパスポートがあった。
空港でリズを待つと言うマーティン、ジーナはその場を後にした。
するとそこへロドニーがやって来た、ロドニーとともに車に乗り込もうとするとスタンガンで気絶させられてしまう。
その姿をジーナは偶然目撃、タクシーを盗みマーティンを追いかけた。
人気のない立体駐車場へと連れてこられたマーティンはついに真実を知ることになった。
マーティン・ハリスは作戦のために自分自身が作った架空の人物であり、妻のリズもプロの相棒だった。
マーティンは暗殺組織の一員でありそして一流の暗殺者だった。
準備に1年かけた作戦だったがマーティンが事故で記憶をなくしたため、新たなマーティン・ハリスを用意したりと組織はその穴埋めに苦労するハメになった。
ロドニーは薬物の過剰摂取に見せかけマーティンを亡き者にしようとする。
しかしそこへジーナが駆けつける、車を押し出しロドニーは車とともに落下して死亡した。
カバンの中に隠されていたパスポートを見つけるマーティン、そこには自分の顔写真にウィリアム・カーマイケルと記載されていた。
一流の暗殺者であった記憶が全くないマーティンは動揺を隠せなかった。
マーティンは3ヶ月前にベルリンに来て王子を殺すためにホテルに爆弾を仕掛けていたことを思い出した。
ジーナとマーティンは暗殺を止めるためにホテルへ。
ホテルについた2人はほどなくホテルの人間に取り押さえられる。
爆弾が仕掛けられていることを話すが信じてもらえず、マーティンは3ヶ月前のホテルの防犯カメラを見ろと話した。
確認すると、髪の色こそ違うもののそこには確かにマーティンとリズが映っていた。
警報が鳴り王子を含め客たちが避難を始める。
ブレスラーはどんな気候でも育つトウモロコシを作っていた、そのデータを盗み彼を殺せば巨万の富を手にできる。
本当の目的は王子を狙った犯行に見せかけブレスラーを暗殺することだとマーティンは気付いた。
マーティンは警備室から飛び出した。
ブレスラーのデータを盗むことに成功したリズだったが、警報が鳴ったことで計画の変更を余儀なくされた。
偽マーティンにブレスラーの暗殺を任せ、爆弾を解除するために部屋へと戻る。
偽マーティンがブレスラーを殺そうとしたところへ、マーティンが駆けつけ戦闘になる。
その時、爆発が起きた。
リズが解除に失敗し爆発したホテルは崩壊した、その衝撃で戦い方の記憶が蘇ったマーティンは偽マーティンを倒し、ジーナとともにその場を去った。
翌日、ブレスラー教授は特許使用料を支払うことなく全世界で栽培できる新種のトウモロコシを発表した。
マーティンとジーナは新たな身分証を手に入れ列車へと乗った。