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砂上の法廷

Summary

弁護士であるブーンが刺殺され、息子のマイクが逮捕された。
ナイフには彼の指紋がついており、マイクが犯人であることは明白に思えた。
ブーン一家と交流のある弁護士のラムゼイはマイクの弁護を引き受ける。
しかしマイクは誰とも話そうとせず、それは弁護士であるラムゼイにも同様だった。
ラムゼイは未知の事実を探りながら弁護をすることになる。

Mystery

Review

2016年制作のミステリ映画PG12作品
監督:コートニー・ハント
脚本:ニコラス・カザン
製作:リチャード・サックル

ほんと嘘ばっかなこんな世の中ポイズンだよ
みんな嘘ばっかりつきますが、しかしそこでこんがらがるというようなこともなく、話自体はわかりやすくてよろしいんじゃないかと。

以下ネタバレにご注意下さい。

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流れと実際のところと

  • 流れ
  • 弁護士であるブーンが殺害され、そこにいたマイクが犯人として捕まってしまう。
    ブーンに昔から世話になっていた弁護士であるラムゼイはマイクの弁護を引き受ける。
    しかしマイクはなぜか一切喋ろうとしなかった、それは弁護を引き受けたラムゼイにも同様であった。
    ナイフにはマイクの指紋がついており、状況は悪くなる一方だった。
    そしてマイクはついに口を開き切り札的に父親に性的な虐待を受けていたと証言をして、風向きを変える。
    結果マイクは無罪を勝ち取る。

    しかし実際はラムゼイが犯人(共犯ロレッタ)であり、マイクはそれに気付いていたが、母親のために犯人になり、そして無罪を勝ち取るために父親に性的虐待を受けたと嘘をついたのだった。

  • 実際のところ
  • 実際はロレッタの浮気相手であるラムゼイがブーンを殺害し、ロレッタはブーンに暴力を受けたように偽装して、「虐待を受けているかわいそうな妻の夫殺し」とする算段だった。(事実ブーンには支配され虐げられてきたが、おそらく日常的に殴られたり等はなかった)

    しかしマイクが帰ってきてしまい、死んでいるブーンを見て母親が殺してしまったと勘違いしてしまう、母親もラムゼイがやったとは言えず、結局マイクはかばうために自分を犯人とすることに。

    警察が来たのちも犯人としてマイクはそこにいたが、その時ベット脇に落ちているラムゼイの時計を発見する、その時計を母親がこっそりと拾う姿も目撃する。

    母親ロレッタと自身の弁護士ラムゼイに不信感爆発するマイクだったとさ。

以下感想

  • ジャネルの使い道
  • あ、あれ?ジャネルさん?
    ジャネルが抱く至極当然の疑問、視聴側の代弁者としての役割であるわけですが、ラムゼイがジャネルの正義感に懸念を抱く展開なのに、結局終盤一切出番なし!!
    役割としてマイクにタッチ交代したということなんでしょうけど・・・なんだろう、この気持ち・・・
    ジャネルのここまでを、そしてその存在をブチっと切り落としたような、中途半端な印象が・・・ねえ。
    嘘を見抜く能力を有している彼女なわけですから、ジャネルとマイクが真実に、みたいな展開の方が自然な気もしますが、結果中途半端に話が終わってしまっているような印象がありますかね。
  • ラムゼイの話
  • ナレーションがラムゼイ自身の語りなのは、ミスリード的な効果が一番なんでしょうけど。
    みんな嘘つきばっかりなんでね、語り手さえも嘘ついてくるというね、むしろ自分に嘘をついている男ラムゼイということの表現なのかもしれなーい。
    割とラムゼイをいいやつな感じで描いているように見えたんですが。
    ラムゼイはロレッタが精神的に限界だったからなんやかんやと言ってるけども、結局はブーンに浮気がバレてる!!これはコトですよ!!となって、ロレッタを助けるという口実でブーンを殺害して、自分は安全圏に身を置いて一石二鳥か三鳥を狙ったどうしようもない男の話ですよ(主観)。
  • といわけで
  • アメリカの綺麗事ではない法廷をリアルに描いているという感じ?(全然知らないんだけど)個人的にはまとまってる作品かと思うんですけど。
    なーんかジャネルさんの存在が思わせぶりすぎるんだよなーというのが残る作品だったかなと。

    どうでもいいけどナイフの柄に血の手形がつく状況って不自然すぎない?これが実は一番気になった・・・。

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