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Silver Nullf MoviesReview

ゾンビ・リミット

Summary

ゾンビウイルスに感染しても、36時間以内に注射薬(感染者の髄液から抽出した天然タンパク質を培養したもの)を打てばゾンビ化を止める事ができる世界。
ゾンビ化を免れた人間は「リターンド」と呼ばれた。
リターンドを専門とする医師ケイト、彼女は隠していたが夫のアレックスはリターンドだった。

Zombie

Review

2013年制作のゾンビ・サスペンス映画
監督:マヌエル・カルバージョ
脚本:アテム・クライチェ
製作:フリオ・フェルナンデス

ゾンビは徘徊したりしない
既存のゾンビ映画とは一線を画すお話。
ゾンビがうろうろしているような世界ではなく、その後の世界という設定であり、感染してもゾンビ化を抑える事ができる世界で。
ゾンビVS的な映画ではないですよと
毎度のことながら・・・もっと良い邦題あると、思うよ?

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(長いので注意!!)

  • 流れ

  • ゾンビウイルスに感染しても、36時間以内に注射薬(亡くなった感染者の髄液から抽出した天然タンパク質)を打てばゾンビ化を止める事ができる、ただしウイルスが消滅することはない。
    助かった人間は「リターンド」と呼ばれる。
    リターンドは1日1回注射薬を打たなければゾンビと化してしまう。
    リターンドは健康な人間と変わらない生活を送る事ができるが、体内にはゾンビウイルスが存在しているため健康な人間に移してしまう可能性や、注射を怠ればゾンビ化し人を襲ってしまうということもある。
    そのため健康な人間の中にはリターンドを恐れる者、そして忌み嫌う者も少なからず存在している。

    ケイトはリターンドを専門とする医師で、隠してはいたが夫のアレックスもリターンドだった。
    しかし薬の在庫はあとわずかで、もう作れない状況だった。
    ケイトは管理をしている担当者に金を払い不正に薬を手に入れ、供給が止まってしまった時に備えていた。
    薬の在庫があとわずかということもあり、アレックスはゾンビウイルスに感染していたことを親友のジェイコブとその妻のアンバーに打ち明けた。

    ある日、病院へ覆面をした男たちが侵入し、入院中のリターンドを全員射殺するという事件が起こる、その男たちは病院のリターンドの住所などの情報も盗んでいった。
    ケイトは休暇をもらうことにする。

    ケイトは薬を横流ししている病院の女性宅へ注射薬を取りに行った。
    金を払い薬を受け取ったが、彼女は今週は1本も薬が入ってこなかったと話した。
    病院にある在庫は残り約1ヶ月分、ケイトはお金はいくらでも払うから次の取引ではできるだけ多く渡してくれと頼んだ。
    帰り際、女はケイトに病院の襲撃事件の際、リターンドの情報が盗まれていることを教えてくれた。

    ケイトが自宅へ戻るとアレックスと男がもみ合っていた、アレックスは銃の引き金を引き男を殺した。
    リターンドの情報が盗まれたことでアレックスの身は危険な状態にあった。
    2人は死体をキャリーバッグに詰め込み、車を走らせ隠した。

    国から一時的な薬の供給の停止の発表があり、反リターンド派、リターンドともに暴徒と化し、混乱に陥った。
    ケイトとアレックスは自宅を離れとりあえずモーテルに泊まることに。
    次の日、ダイナーで食事をしているとジェイコブとアンバーがやってきた。
    2人は病院で襲撃事件が起こっており、国はリターンドへ出頭命令を出したことを話した。
    4人はジェイコブの別荘へ逃げ込むことに。

    別荘にいた2人は一度自宅に戻った、しかしそこへ警察がやってきた。
    ケイトが応対をしアレックスは隠れた、見つかりそうになったが、ケイトは注射薬が切れてアレックスを殺したと嘘をつく。
    遺体を見せてくれと言われ、ケイトはアレックスを襲った男の遺体を隠した場所へと案内した、遺体は損傷が激しくアレックスは死亡したということで話はついた。
    ケイトがこの件で捕まることはなく、刑事はあなたは正しかったと話した。

    薬を横流ししている女性から60日分手に入ったとケイトに連絡が入った、その事をアレックスはジェイコブに話し、ジェイコブとアンバーを危険な目に合わせないためにも手に入れたら別荘を離れると話した。

    朝ケイトは薬を受け取るために女性の自宅へと向かったが、扉の鍵が開いており、中を進むとそこには女性の遺体が転がっていた。
    争った形跡があり遺体の上には付け爪が落ちていた。
    その付け爪を見たケイトはすぐさまアレックスに連絡し、部屋にある注射薬を確認してと話した。
    アレックスが確認しに行くと、そこに注射薬を保管するケースがなくなっていた。
    「すまない」と書かれた置き手紙と、注射薬1本が残されていた。

    親友の裏切りに悲しむ2人、ケイトは病院の院長に頼んでみることに。

    ジェイコブから連絡がきた、ジェイコブは妻のためにやったと話した、本当にすまないと。
    時間のないアレックスは6本だけでいいから渡してくれと頼むが、ジェイコブは断り電話を切った。

    ケイトは病院へ向かい、院長に事情を話した。
    院長は保管していた最後の注射薬50日分を全てケイトに譲ってくれた。
    アレックスに連絡し、喜ぶ2人。
    ケイトが帰ろうとしているところへ、リターンドの息子を持つ父親が襲いかかってきた。
    薬を奪われ、車で追いかけるケイトだったが、飛び出した父親を轢いてしまい薬も一つ残らず粉々になってしまった。

    自宅へ戻ったケイトはアレックス最後の時間を過ごした。
    そしてケイトは引き金を引いた。

    ケイトが外へ出ると花火の音が聞こえていた。
    そして、合成タンパク質の完成、つまりゾンビウイルスの完全な治療薬の開発に成功したことを聞かされた。
    ケイトは泣き崩れた。

    その後。
    ケイトは新居への引っ越しの最中だった、彼女のお腹には新しい命が。
    ケイトの視線の先にはジェイコブとアンバーの情報が書き込まれたボードがあった。
    おしまい。

以下感想

  • なんやかんや
  • 子供の頃ソンビ化しそうな母親を殺せずに逃げ出した自分を後悔するケイト。
    逃げずにアレックスを殺した自分に後悔するケイト。

    ・・・どやさ?

    視点が対ゾンビではなく、あくまで人と人の間に生まれる問題であり、軋轢であり、裏切りであるというお話で。
    結局問題なのは人間なのよ、うん

    毎日打ってたらゾンビにならない、ゾンビ菌を保有した人間、人間同士の醜さ、いい展開なんだけど・・・。
    完治する治療薬できたで!!てのはどうかと思うけどなぁ、ガッシガッシ後味悪くしていく
    とにかくやりすぎてるという印象、好みによるとは思うけど・・・。
    色々畳み掛けすぎなんじゃないかなぁーとね、思うわけです。
    人の醜さを全面に打ち出していこうと必死すぎない?ですかと。
    映画なんだから・・・映画ぐらい救いをくださいと思わないでもない。

  • というわけで
  • チャンスは来るのに結局助からないアレックス。
    ほんと後味悪いんだって、そのやり口
    こいうとこがさぁ・・・ハッピーエンドどころか復讐を誓うて、奥さん。

    親友は確かにカスだったけども、アレックスが言ってたように、ケイトも結局は誰かに渡るはずだった薬を奪っていたわけだから・・・いやまあ、気持ちはわかるけども。
    愛する人のために人の道を踏み外す人間、ニンゲンコワイ

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