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Silver Nullf MoviesReview

ミッドナイト・ミート・トレイン

Summary

ニューヨークの写真家であるレオンはある夜黒人達に囲まれている女性を助けた。
しかし後日助けた女性が行方不明になっていることを知る、気になったレオンは調べを進めるうちにある男にたどり着く。
その男を尾行するうちにレオンは男の正体を知ることになるのだが。

Horror

Review

2008年制作のホラー映画
監督:北村龍平
脚本:ジェフ・ブーラー
原作:クライヴ・バーカー

どうなんでしょうか、個人的にはもしかしたらストリーラインを知った後に見た方がいいのかもしれないと思った作品でしたが(オススメはしません)。
バランスがよくないかな?と思った次第です。

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー

  • さらっとおさらい
  • ニューヨークで事故写真なんかを撮りながら生計を立てる写真家レオン、彼の夢は「街の心臓を撮ること」
    友人に紹介された画商に作品を見せるも踏み込みが足りない(というようなこと)を言われ、ある夜黒人たちに囲まれ今にも襲われそうな女性を写真に撮りながら助ける器用なレオン。
    黒人たちとその女性の写真は画商に高く評価された。

    しかしその後、その女性は地下鉄に乗ってから行方不明になってしまっていることを新聞で知った。
    自分が助けた直後失踪したこともあり気になったレオンは、その女性が地下鉄に乗り込む際に撮った写真から怪しい男を見つける。

    その男を尾行するに連れニューヨークの失踪事件にのめり込むレオン、その男が働く精肉工場では100年前にも人間を解体した殺人鬼がいたことを知る。
    そしてその男が乗る地下鉄に同乗したレオンはついに男の殺害シーンを撮影することに成功するのだが、男はレオンの存在に気付いており、レオンを気絶させカメラを奪った。
    気がつくとレオンは列車内に吊り下げられており、人間ではない何かにまたも襲われ気絶してしまう、レオンの胸には何やら紋章のようなものが刻まれた。

    男の正体をレオンは彼女であるマヤに話した、レオンの置かれている状況を知った彼女は奪われた証拠のカメラを奪取しようと男の泊まっているホテルへ友人と共に侵入するが失敗に終わり友人は捕まってしまう。
    警察に話に行ったが、男の部屋からマヤが持ち帰った終電時刻表を返さないと逮捕もあるわよと言われその場を後にする。
    働いているダイナーから銃を持ちだすマヤ、そこへ先ほどの女刑事がやってくる、時刻表を返せと。
    持っている銃を女刑事に向け友人の居場所を尋ねると女刑事はなぜか居場所を知っており、そしてすんなりと教えてくれた、マヤは地下鉄へ。

    レオンも武装して地下鉄へ、列車が通る際マヤの姿を発見し慌てて走る列車に飛び乗る。
    列車内では多数の人間が吊り下げられておりその中には友人もいた、動揺するマヤを襲う男をレオンが止め、男との死闘を繰り広げ、男を列車から落とすことに成功したレオン、そして列車は駅へ到着した。

    車掌がやってきた、「肉には近づかないように」そういうとその場を後にした。
    すると人間ではない何か、人外の者達が吊り下げられた人間に食らいついた。
    慌ててホームにでる2人だったがそこには走る列車から落ちたにもかかわらずピンピンしている男の姿があった。
    またも男と戦闘になるレオンだったが今度こそ本当に殺すことに成功する。
    その姿を見つめる車掌、奴は潮時だったと語る。
    父祖という人類が生まれる前からいる存在への食事の提供があの男の役目であり、紋章を刻まれたレオンが次の後任を任されることになった、2つの世界が交わらないように。
    車掌はマヤを殺し彼女の心臓を抜き取った「僕となれ」「私のように」「これは命令だ」
    そしてレオンは僕となった。

以下感想

  • 世界観
  • 父祖という人類が生まれるはるか昔からいる存在、その世界と人間界の均衡を保つために人肉を提供しており、いろんなところに協力者がいるということのようで。
    地下鉄にて終電が過ぎた後、専用路線を走り終着点「父祖」までノンストップの快速ですと。
    作中では女刑事、車掌とかでしたが、秩序を守るためにいたるところにいるんでしょうね。
  • 全体的に
  • 率直にいうならばあー左折するんだね、ウィンカーだしてた?という、展開が急に左折、または右折する。
    これは原作を読んでいない人間だからこその感想で。
    この作品は原作を読んでいる人と、そうでない人ではおそらく父祖が出てくるまでの印象が全く違うわけで。
    「父祖」という存在自体が問題というわけではなくて、言わば序章のような作りになっているというか・・・父祖の存在を知らずに見ると終盤の急な左折に耐えられないみたいな。

    中盤レオンを次の後任にするために父祖も出てくるんですけどね、あークスリ打たれたなと、幻覚と捉えるような作りに見える、というか見えてきてしまう(主観の問題ですけどね)。

    父祖が出てくるのが終盤の終盤ということで、序盤中盤でどういう方向性なのかを、視聴側の主観である程度想定してしまうので。
    これは映画の手法として当たり前のものですが、この作品には不向きだったというのか現実路線から非現実路線へあまりに急に左折されると、いい意味での裏切りにはならないのではないかと。

    また原作を読んでいる人は読んでいる人で言いたいこともあるんだろうと思いますが、私は読んでいないのでこれについては何も語れません、ごめんなさい!!

  • というわけで
  • 「街の心臓を撮りたいレオン、心臓の一部になる」
    レオンが僕になったのはなぜなのか、ここは明言してくれてもよかったんじゃないかと・・・最後の最後ですしお寿司。
    選ばれると何かの作用が働いて使命感に燃えるような感じなんでしょうかね。

    とりあえず父祖感は作中にもう少し散りばめて欲しかったかなというのが率直な感想ですかね。

    日本人の監督さんということで(全然知らないで見たんですけども)、日本を感じる部分は確かにちょいちょいありました(必要かどうかは置いといて)。
    演出、雰囲気は全然ありだったと思うんですが、私個人の主観の問題で現実路線の話なのかと勝手に思い込んでいたのでおっとっと?となってしまったと。
    肘掛けがあると思って肘置いたらなかったみたいな・・・違うか。

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