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エクトプラズム 怨霊の棲む家

Summary

末期ガンと宣告されている息子、通院のために近くに家を借りることにするが、そこはいわゆる曰く付きの物件だった。

Horror

Review

2009年制作のホラー映画
監督:ピーター・コーンウェル
脚本:アダム・サイモン
製作:ポール・ブルックス

引越し先がおっばけやーしきーという作品なんですけど。

この映画は実話に基づいているお話なんですってよ。
ほんと好きよね、実話うんたら
これが一つの売りであることはわかるんですけど、結局ホラー作品は現実離れしてしまうので、終わってみるとそこには嘘っぽさが残るというのか。
勿体無い感じがすると個人的には思います、毎回。

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(長いので注意!!)

  • おさらい流れ
  • 若くして末期ガンと宣告されていたマットは治療のために病院までの長い道のりを往復する日々が続いていた。

    マットと弟、姪っ子二人を預かっており、また父親のピーターは事業に金を注ぎ込んでいることから経済的に厳しかったが、母親サラの負担を考え、病院の近くに家を借りることを承諾した。

    マットが治療を受けている間に近所で物件探しをしていると、広さも十分で値段も手頃な物件を見つけることができた。
    しかしそこは曰く付きの物件らしく、ピーターに相談して決めようと考える。
    病院の帰り道あまりに苦しそうなマットを見て、家まで帰ることは無理だと判断したサラは、引き返しその家に住むことを決めてしまう。

    住み始めて早速マットには奇妙なことが起こり出すが、治療の副作用だと考えてその話を語ろうとはしなかった。
    地下室を自分の部屋にしたマット、その部屋には開かずの扉があり、ある夜夢を見た。
    開かずの扉の中で男が死体にメスで文字を刻んでおり、傍らで少年がそれを見ているのだが、マットの視点はその少年とリンクし少年の視点でその光景を見るというものだった。

    そしてある夜、マットはドアが開く音で目を覚ます、開かずの扉が開いておりマットは吸い込まれるようにその部屋へ入った。
    次の日、開いた部屋を見たピーターはこの家は元は葬儀場で、開かずの扉は死体に処置を施す場所であったことがわかり、家賃が安い理由を初めて知った。

    ある時弟たちの隠れんぼに付き合っていると、謎の少年の幻覚を見た。
    少年はジョナという名前らしく、逃げ出そうとしているところを捕まったようだった。
    追いかけるマットは開かずの扉の中に入ると閉じ込められ、身体中に文字を刻まれた死体に囲まれる幻覚を見た。

    マットは病院で出会った牧師に助けを求めた。
    神父は末期の病に侵されている我々は他の人とは違い死の境にいると、大事なことは彼(ジョナ)が君に何を求めているかだと話した。

    マットは目の前に現れた霊に望みを聞いてみる。
    サラたちが帰ってくると、マットは壁を搔きむしり手から血が流れていた。
    病院へ連れていくも脳に異常はないと言われ原因は分からずじまいで両親は途方に暮れていた。

    姪のウェンディが下の子たち(ウェンディの妹とマットの弟)にせがまれ隠れんぼをしていた時、屋根裏に隠されていた箱を発見する。

    箱の中には写真が入っており、写真の中にはジョナが写っているものもあった。
    ウェンディに自分の体験したことを打ち明けるマット。
    それを聞いたウェンディは図書館でこの家について調べることに。

    エイクマンという男がジョナという優秀な霊媒を使い降霊会を行っていたが、ある日エイクマンと降霊会に参加した四人が遺体で発見された、ジョナの行方は分からず二度と目撃されることはなかった。
    そしてその付近では大量の死体が墓地から盗まれていたこともわかった。

    マットは牧師を呼び、写真を見てもらった。
    エイクマンは死体に死霊を降ろし、それを置くことでジョナの力を強めていたのではないかと考えた。
    三人が祈ろうとするとマットはジョナが降霊を行なっている姿を体験した、口から出るエクトプラズムが光を帯びて、辺りが白んだ。
    その時サラが帰宅し、苦しそうなマットを見て駆け寄る。
    この家には忌まわしきものがいると言う怪しげな牧師に、サラは帰ってくれと強く言った。
    牧師は名刺を渡し立ち去った。

    ウェンディやサラもこの家にいる何かの存在を見るようになった。
    酒の問題を抱えるピーターは禁酒を破り酔って帰宅した結果家族を怖がらせ追い出される。
    残された家族は奇怪な現象に恐怖し、サラは牧師に連絡した。

    牧師はジョナの遺骨を探し当て家から持ち出す。
    これでこの家は救われたかに思われたが。
    ジョナの霊は牧師に真実を見せる。

    残された霊は怒り、マットの体には夢で見た謎の文字が刻まれる。
    救急車で運ばれたマットにもジョナは真実を見せる、ジョナはこの家に取り残された霊たちに殺され、そしてその霊たちを救い出そうとしていたのだった。

    病院へ反省したピーターがやってきた、二人はマットのガン細胞が増加していることを聞かされ息子へ会いに部屋へいくが、そこにマットの姿はなかった。

    真実を知ったマットは家に戻り、ウェンディたちを外に出し、壁に穴を開けた。
    そこにはジョナの力を増すために埋められた死体が山のように落ちてきた。
    マット(リンクしているジョナ)は家に火をつけた。
    家は炎に包まれ霊たちがマットを囲った。
    サラが家に戻り警察の制止を振り切ってマットの元へ。
    サラが祈っていると、霊たちは消えていき消防隊によって二人は救い出された。
    マットは意識を取り戻し、ジョナはその姿を見ていた、その顔は優しく微笑んでいた。

    その後・・・。
    マットのがん細胞は消え、完全に健康を回復したそうな。
    おしまい。

以下感想

  • 王道感はあるけども
  • 死に近いマットは霊の影響を受けやすいということと、ガン治療の副作用での幻覚なのではないかというところ。
    マットのみが体験する数々の現象に対する理由付けと、家族に話せないこと、そして家族は病気が原因だと考えるという一連の理由付けが明確であるというところ。

    ジョナは悪だというミスリードと。

    そしてウェンディがいい子

    穴のない作りをしているという印象でしょうか、王道ゴーストハウス映画。

    ただ霊の見せ方がちょっとあれかなと。
    すごくありがちな演出が多用されている印象があって、正直怖さという意味では微妙かなと個人的には思います。

  • というわけで
  • マットのガンを治すための試練の話だったよ

    邦題のエクトプラズムはちょっと違う気がしないでもない。

    まとまりのある映画だと思うんですけど、怖さというところがちょいと弱いのと、やはり実話であるという文句が何より気になる作品かなと。
    借家を全焼させるということ。これがホラーなのかもしれない。

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