SilverNullf

Silver Nullf MoviesReview

ザ・ゲスト

Summary

軍人であった長男ケイレブを亡くしたピーターソン一家、ある日一人の男が訪ねてくる。
ケイレブと同じ部隊に所属していた仲間だったと言うその男は自身をデイヴィッドと名乗り、ケイレブの残した最後まで家族を愛してたという言葉を伝えるためにやってきたと語った。
母ローラは、除隊後その足でピーターソン家にやってきたデイヴィッドに泊まっていくように進め、遠慮していたデイヴィッドだったが母ローラの言葉に甘えることにした。

Thriller

Review

2014年制作のスリラー映画R15+作品
監督:アダム・ウィンガード
脚本:サイモン・バレット
製作:キース・コルダー

スリラーはスリラーだけども、一線を画すデイヴィッドという男の存在が・・・

以下ネタバレにご注意下さい。

以下感想

  • さらーとおさらい
  • 改造人間が死んだ部隊の仲間の家族を助けるためにやってくる(手段は問わない)。
    頼りになる存在に娘以外はメロメロになるものの、怪しんだ娘が軍にデイヴィッドの存在を確認しようとしたことから軍に居場所がバレてしまう。
    とある実験の被験者だったデイヴィッドは実は脱走兵であり軍に追われていた、軍は処理のために動きだし、危険を察知したデイヴィッドには実験によって組み込まれたあるプログラムが発動する、「危険を察知したら全てを一掃する」
    デイヴィッドの意思とは関係なく自分と実験を守るために周りの人間の抹殺を開始。
    母親と父親は殺されてしまい、娘と息子(末っ子)を殺そうと学校に乗り込んだデイヴィッドだったが、末っ子に胸を刺されてしまい、二人は脱出する。
    体育館は炎に包まれ消防隊員がいきかう中二人は救急車に座っていた。
    すると一人の足を引きずる消防隊員が出てきた、マスク越しに見たその顔は・・・デイヴィッドだった・・・。
    ファーーーーー!!というお話。
  • デイヴィッドの映画
  • ストーリーどうこうというよりも、デイヴィッドを楽しむ映画
    特に体をどうこうなんて言う話は作中なかったんですけど、血が出るサイボーグ感が漂っててですね、以下勝手に改造人間デイヴィッドとして話が進んでます・・・。
    胸にバタフライナイフが刺さったぐらいではオイラ、死なないよ?
    という改造人間デイヴィッドでしたが、ハデな演出で爽快感がある作品であるとも言えない。
    日常に入り込む男前というにはあまりにも人間離れしすぎている。
    つまりデイヴィッドの無駄遣いじゃないのかと思わなくもない。

    しかーし・・・。
    洗濯を手伝うデイヴィッドであるとか、いじめを止めようとするデイヴィッドであるとか、パパに出世の道を用意してあげるデイヴィッドであるとか・・・。
    こういった一連の行動が、何か黒い思惑があっての行動ではないというのがこの作品の面白いところと言うのか不思議なところだと思うんです、デイヴィッドは悪人でもなければ善人でもない、そして普通でもない存在
    序盤の展開を見て思ってしまうのはコイツは悪いやつですよ、ええ、というもはや勝手な先入観のアレですが、家族に取り入ろうとする男と見てしまうわけです。
    しかし改造人間だと知ると、家族に対して何かしてやりたいというのは本当であるというところが見えてきたりして。
    ただし手段は選ばないので決して善人に映るわけでもなく・・・何?、この不思議な感覚・・・。
    この計れないデイヴィッドのアンドロイド感が新しいし面白いとも思うんですよね。

    しかし何とも、日常に入り込むといった内容の作品は、あくまで人間だからこそ輝くとも思ってるので、デイヴィッドは存在があまりにも非現実的すぎて違和感を感じるとも言えるんだなーこれが。

    ・・・どっちなんだよYO!!

  • というわけで
  • 軍の新型アンドロイドの実地研修だったのだった!!ぐらいのスケールの広がりがあってもおかしくないくらいの不死身臭漂う存在の主人公でしたが。
    やはりこの作品はデイヴィッドの映画であると。
    ストーリーの展開上本来ならばデイヴィッドは悪役として娘にぶっ飛ばされるような存在ですがね、ヒーローでもないし悪党でもないしというこの微妙なラインが不思議なじわじわくる作品。

Top
©SilverNullf