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ギフト

Summary

特別な力を持つ女性アニーは町の人々へ助言をすることで生計を立て、息子3人を育てていた。
ある時町の有力者の娘の失踪事件が起こり、父親は藁をも掴む思いでアニーを頼ってきた。
アニーは協力することにするが。

Suspense

Review

2000年制作のサスペンス・ホラー映画
監督:サム・ライミ
脚本:ビリー・ボブ・ソーントン
製作:ジェームズ・ジャックス

映画より海外ドラマ向きなのかもしれない
ストーリーはわかりやすく霊能力をもつ女性が事件に巻き込まれていくといった展開。

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(本当に長いので注意!!)

  • ギフトを授かった女性
  • 特別な力を持つ女性アニーは町の人々へ「助言」をすることで生計をたて、去年夫が勤め先の工場で爆発事故の犠牲になってからは3人の子供を女手ひとりで育てていた。
    お客であるヴァレリーは旦那のドニーの暴力に悩んでいたが、恐怖から別れることをためらっていた。
    その時息子が喧嘩をしたと連絡が入りアニーは学校へと向かった。
    教諭のウェイン・コリンズ は長男は怒りを秘めていると分析し、父親が去年亡くなってから混乱していると語るアニー、ウェインからはセラピーを進められるが拒否、そこへウェインの婚約者であるジェシカがやってきた、アニーは息子の迷惑を謝り帰ろうとするとジェシカは不躾に自分たちは幸せになれるか占ってくれと尋ねた。
    2人を見つめるアニーにはウェインの横に立つジェシカの水に濡れ泥にまみれた足が見えた、アニーはそのことは話さず幸せになれると言ってその場を後にした。
  • バディーという男
  • 帰り道修理工であるバディーのところへより車の修理を頼んだ、バディーは精神面に問題を抱えているアニーのお客であり、バディーにとってアニーは自分によくしてくれる唯一の友人だと思っていた。
    今週は金銭的に厳しいことを伝えるとバディーはそんなこと気にしないでと言って家まで送ってくれることになった。
    車中でアニーは最近の調子を尋ねる、バディーは薬を飲み始めたことで幸せな気分になったと語り、アニーは幸せな日がもっと多くなると喜んだが、バディーは突然泣き出し急ブレーキを踏んだ。
    バディーは本当のことを教えて欲しいと言い、アニーはもちろんだと言った。
    「青いダイヤモンド」を見るとよくない考えが浮かぶ、自分は死ぬのかと聞いた、アニーは死なないわよと言った。
    バディーはそれを聞いて心底安堵した、死ぬと言われたら日が沈む前に自殺しようと考えていたと、アニーはいつでも何でも話してくれていいと宥め涙するバディーにハンカチをあげた。
    アニーのお墨付きをもらえたバディーは平静を取り戻しアニーを無事家まで送り届けた。
  • ドニーの怒り
  • 夜息子達も寝静まった時、ドアのノックが聞こえた、そこにはお客であるヴァレリーの夫ドニーがいた。
    ドニーはヴァレリーに何かあったと匂わせドアを開けさせると家にヅカヅカと入った、そしてアニーをペテン師と呼び妻に会うのをやめろと脅してきた、ドニーは魔女は火あぶりだぞと言って帰って行った。
    翌日ヴァレリーが謝りにきた、アニーは私の忠告を聞くようにと別れることをすすめるが、ヴァレリーは別れることはできない、だからこそアニーの読むカードという希望にすがっていた。
    その時激怒したドニーが乗り込んできた、アニーに覚えてろくそアマと罵り、はねのけ、ヴァレリーの頭を掴んで引きずりながら連れ帰って行った。
  • おばあちゃん柿くれる
  • 洗濯物を干していると目の前に死んだはずの祖母が現れ柿をくれた、ここにいてはいけないと言うアニー、祖母は嵐が来そうだと言った。
    アニーは雲ひとつないと否定するが祖母が首を振ると空には暗雲が立ち込め断片的な嫌なイメージが浮かんだ、祖母はどんな時でも感じたままを信じてと言い残し消えていった。
  • ジェシカの素行
  • 友人に連れ出されパーティーに出席したアニー、そこにはウェインと婚約者のジェシカも来ていた。
    アニーがトイレに行くとジェシカと見知らぬ男が情事にふけっている姿を目撃してしまい外へ出た、そこにはウェインが一人でいた。
    ジェシカを見たかと尋ねられたがアニーは自分が見たことを言わなかった。
  • 侵入者
  • 子供達を預けていた家に迎えに行き、自宅に着くと家には明かりがついていた、子供達をその場に待たし中に入るアニー、バットを持って部屋に入ると窓が開いておりアニーが使っているカードで「サタン」と文字が作られていた。
    翌日警察を呼んだ、アニーはドニーの仕業だと訴えたが、ドニーを知っているその警官はそんなやつじゃないと信じてはくれなかった。
  • バディーの深層
  • カードを読んだアニーバディーの問題の根本を幼少期だと感じた、父親をなぜ憎むのかを探ろうとするがバディーは父親との関係を考えたくない様子で、感情が高ぶり憎む理由を教えろと語気を強めた。
    アニーはバディーの興奮に沈黙してしまう、我に帰ったバディーは怒鳴ったことを詫びて「青いダイヤモンド」に悩まされている自分を救えるのはアニーしかいないと言い、アニーは子供の頃のことを考えることができれば私は力になれると言った。
  • ドニーの脅しとジェシカの失踪
  • 子供達とじゃれあっていると電話が鳴った、電話をとるアニードニーからの電話だった、今度通報したらリスの皮剥ぎのようになると露骨に脅された。
    夜ベットで本を読みながらな寝てしまっていたアニーを起こす長男、なぜパパのお墓へ行かないのか、なぜパパの話をしないのかと尋ねるが、アニーははぐらかした。
    就寝したアニーは首を絞められる夢を見た。
    教会からの帰り、友人からジェシカが失踪したことを聞かされた。
  • その執着はなんなんだドニー
  • アニーは次男に隣家からチョコソースを借りて来てほしいと頼んだ、次男が歩いていると後ろから車に乗ったドニーが近づいて来た。
    子供相手に脅すドニー、するとバディーが後ろからやって来た、大丈夫かと聞くと次男はママを火あぶりにすると言っていると伝えた。
    ドニーはお前に関係ないというがバディーはそれはあいにくだと返し、手に取ったバールを何度も車に振り落ろした。
    たまらずドニーは銃を取り出しバディーに向けた、バディーは銃口を自ら頭につけ撃てと叫んだ、運転をしていたドニーの友人は車を急発進させた。
  • 藁をもすがる父親
  • ドニーからの脅しにこれからは自分が学校へ送ると子供達に話すアニー、その時電話が鳴った、相手はジェシカの父親ケネスだった。
    ケネスはウェインと保安官を連れてアニー宅へ来た、保安官はアニーがやっていることを信じてはいないが、大勢と話をしている彼女ならば何か知っているのではという思惑だった。
    失踪については何も知らないと伝えるアニーにウェインはどんなことでもいいから教えてほしいと頼んだ、アニーは自分にできることはカードを読むだけだと言った。
    3人が見つめる中アニーはカードを読んだ、アニーに見えたのは「大きな柵」「柱とゲート」「たくさんの白い花」だった、保安官はそれを聞いてケネスにだから無意味だと言ったと吐き捨てた、アニーは集中できないからだと保安官に話しケネスにこれ以上は力になれない旨を伝えた。

    3人が帰った日の夜ジェシカに関する夢を見た、目が冴えたアニーは犬にミルクをあげに行くとチェーンを体に巻かれたジェシカが木の枝に漂っているイメージを見た。

  • エクレア好きの保安官パール
  • 次の日保安官に自分が見たものを伝えるアニー、アニーの話より自分のエクレアが誰に食べられたかの方が気になる保安官、アニーは自分が見た新たなイメージを元に条件の合う土地を見つける、そこはドニーの土地だった。
  • いざ捜索
  • 保安官はドニーの妻ヴァレリーに許可をとりドニーの敷地内にある池を調べることにした、2時間ほど経過したころドニーがやって来た、何も聞いていないドニーはもちろん激怒しておりアニーを見つけるやいなや彼女の腹を殴った。
    その時捜索隊が何かを見つけた、引き上げるとそこには変わり果てたジェシカの姿がありドニーはその場で逮捕された。
  • 霊能力の弊害
  • ジェシカの事件を担当する検察官に呼び出されたアニー、その男はあのパーティーの日ジェシカと情事にふけっていた男だった。
    ドニーの裁判が始まるにあたり、ジェシカからドニーの皮膚が採取されていることから検察側に有利なことに間違はいなかったが、懸念することがあるとすればそれはアニーの存在だった。
    ジェシカ発見にかなり奇妙な手法を用いているため弁護士側はそこを責めてくることはわかりきっていた。
    アニーが何か隠していることがないかを確認したい検察官は、ドニーと性的な関係がないかなど失礼な質問を浴びせた、アニーはもちろん否定しその場を後にした。
  • 運命の選択
  • 弁護士は予想通りジェシカを発見したアニーの存在を責めてきた、1日目が終わり傍聴していたアニーが帰ろうとしているところへバディーがきた、話をしたいと言うバディーだったが裁判での内容に傷ついていたアニーにはバディーの話を聞く余裕はなかった。
    子供のことを考え何かを掴みかけている様子のバディー、そして「青いダイヤモンド」に怯えるバディーに「青いダイヤモンドを見てももう大丈夫だと」帰りたい一心で根拠なく言い帰った。
  • 選択の結果
  • その夜バディーの母親から連絡が入った、アニーが向かうと、バディーが父親を縛りムチで殴っていた、バディーは封印していた幼少期の記憶、父親から受けた性的虐待を思い出していた。
    父親にオイルをかけるバディー、止めようとするアニーになぜ俺を見捨てたんだと言った、記憶が戻った一番大事な瞬間にアニーがとった対応にバディーは見捨てられたと感じていた。
    バディーはオイルライターに火をつけ地面に投げた、父親の足に火が燃え移る、バディーはアニーを掴み、それを見ろ、どう思うか言えと叫んだ、父親の腹には「青いダイヤモンド」の刺青があった。
  • 静かな生活へ
  • 次の日アニーは証人として出廷した、アニーは弁護士にまるで詐欺師であるかのように扱われた。
    しかし結局ドニーには有罪判決がでた。
    やっと静かな生活が戻るとアニーは安堵した。
  • もはや依存症のヴァレリー
  • 後日ヴァレリーがやってきた、裁判時アニーを貶めるような弁護士のやり口に意図したものかはわからないが少なからず関わっていたヴァレリーを無表情で見つめるアニー。
    追い返されても文句は言えないが、カードを読んで欲しいと頼むヴァレリー、アニーは中に入れてあげた。
    カード読んでいるとアニーの様子が変わった、ヴァレリーは彼女の表情の変化に不吉なことかと聞いた、アニーはわからないと答えた。
  • 真犯人
  • その夜子供達を寝かしバスルームに行くとバスタブには鎖に巻かれたジェシカがいた「バカヤロー」と言う彼女に驚きバスルームから逃げ出そうとするが、目の前に現れ思わず倒れ込んだ、顔を上げるともうそこにジェシカはいなかった。
    気になったアニーは次の日ウェインの家へ、部屋は荒れておりウェインはこんな姿で情けないと言った。
    アニーとウェインはお互い心が通じ合っていると思ってはいたが、アニーはまだ夫がいるように感じており踏み出す気にはなれていなかった。
    申し訳なさそうにアニーは切り出した、ドニーは犯人ではないと、それを聞いたウェインはまだ悪夢が続くと嘆いた。
  • 身の危険
  • 自宅で一人カードを読むアニーは蛇口から滴る水をみて自分が殺されるイメージが見えた。
    検察官の家へ行き真犯人は別にいることを伝えた、全く取り合ってもらえないため、ジェシカとの情事の話を使い半ば強引に裁判をやり直すように働きかけるよう頼んだ。
  • 真実へ
  • 家に帰ると雨に打たれながら佇むバディーの姿が見えた、車をおりて探したが姿は見当たらなかった、不安に思ったアニーは隣家に預けていた子供達をそのまま泊めてもらうよう頼んだ。
    もう一度外へ出てバディーを探すと後ろにウェインがいた、アニーに話を聞いてから気が変になりそうだと言い真犯人を知りたいからカードを読んでくれと頼まれた。
    家に入りカードを読むがアニーは全く見えなかった、するとウェインは池に行けば何か浮かぶかもしれないと提案する、そうかもしれないと言うと、ウェインは試してみようと言った。
    今から行くつもりのウェインにアニーは断るが、ウェインの思いに根負けする形で池に向かった。
  • ウェインの姿
  • 池に到着し歩き出す2人、アニーはつまずいて体制を崩す、ウェインが助け起こした時懐中電灯の光が顔に当たりイメージが見えた、そのイメージではアニーが懐中電灯で殴られ血だらけになっておりそこにはバディーが誰かを殴っている姿も見えた。
    大丈夫だと言い再び歩き出すアニーしかし今度はより鮮明にイメージが見えた、ウェインが自分の不貞をいいことに別れを切り出したジェシカを殺す姿が。
  • 危機一髪
  • アニーの様子を見て真相を知ったと感じたウェインは、知って欲しかったからここに連れてきたと言った、自分は本来人を殺すような人間ではない、君とならこうはならないと。
    アニーは誰にも言わないと言い、置いてあった網かごを投げつけ逃げようとするが殴られて倒れる、ウェインはトドメを刺そうと懐中電灯を振りかぶった、その時ウェインの腕を誰かが掴みそして殴られ気を失った。
  • バディーの想い
  • そこにはバディーの姿があった、バディーはアニーに大丈夫ですかと言い抱き起こした。
    その後2人でウェインをトランクに入れ車の中で話をした、病院にいると聞いていたバディーは逃げ出して「自由の身です」と語った、力になれなかったことを詫びるアニー、バディーはあなたはたった一人の友達で町の人々の救いだと伝えた。
    涙するアニーにバディーは彼女にもらったハンカチを洗ってあると言って渡した。
    ウェインをトランクに乗せ2人は警察署の前に着いた、アニーが病院に戻るべきだとバディーに言うとわかっていますと言った、署内に入り保安官たちを呼んで戻るとそこにバディーの姿はなかった。
  • バディー
  • ウェインは自供し、保安官と話をしていたアニーバディーに殴られたウェインの頭の具合を聞いた、保安官はあんた力があるなと言った、アニーは否定をし殴ったのはバディーだと教えるがそうじゃないと断言する保安官。
    バディーは午後6時にはシャワー室で首を吊って死んでいたことを教えられた。
    彼女はバディーに返されたハンカチを取り出し涙を流した。

以下感想

  • なんやかんや
  • すごく読みやすい映画だったことは間違いない。
    個人的にはホラーでもサスペンスでもなくて人間ドラマ的な?要素が強かったような気がしてまして、これは海外ドラマ「アニー」でいくべきでしょう

    事件のみに注力するというような作りではなくてアニーを取り巻くそれぞれに独立した物語がありまして、小さな町の霊能力を持った女性とその家庭、お客と事件とメロドラマ。
    まるで海外ドラマの11話(前編)と12話(後編)のような映画だ
    何かに特化した作品ではないだけに、のっぺーりした印象は拭えないかなというところで、人物に対する感情移入度が重要性が高い海外ドラマ向けな映画だなと思った次第です。
    逆に言うと、この手の海外ドラマが実際あるのでね、こっちの影響でそう思うのかもしれない、むしろ先駆け的な作品なのかもしれない

  • というわけで
  • 夫の死を受け入れることができたアニー、次に進むことができるというのもわかるけども・・・。
    バディーに対しての罪悪感と感謝の描写が弱い弱い&弱い!!

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