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Silver Nullf MoviesReview

コレクター(2012)

Summary

娼婦ばかりを狙った連続失踪事件を3年間追っていた刑事のマイクと相棒のケルシー。
警察はこの事件の捜査の打ち切りを発表し、マイクは納得できずにいた。
するとまたも娼婦が失踪し、マイクは連続失踪と関連があるのではと考え調べ始めた。
そんな時、彼氏に会いに家を抜け出したマイクの娘のアビーは彼氏に別れ話を切り出され店を飛び出したのち失踪してしまう。

Suspense

Review

2012年制作のサスペンス映画PG12指定作品
監督:モーガン・オニール
脚本:ポール・ライデン
製作:ジョエル・シルバー

実際にあった事件を基にしている作品です、しかし特に意識する必要はなく
基に基にって・・・そりゃ基はそうかもだけどさぁー
とこの手の手法には毎回文句言ってますが、まあもういいや。

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(長いので注意!!)

  • 始まり
  • 娼婦ばかりを狙った連続失踪事件が3年に渡って続いていた。
    警察が捜査の打ち切りを発表しメディアが報じたが、この件の担当刑事だったマイクは打ち切りに全くもって納得していなかった。
    マイクのように憤慨した様子はない相棒の女性刑事ケルシーは、希望してこの事件の担当になった、彼女は経歴に傷がついたと話した。
    マイクの娘のアビーは17歳で、感謝祭の夜母親とは彼氏とのことで揉めており、マイクは話しをしに部屋へ行くがアビーの様子はどこかおかしかった。
  • 新たな失踪
  • 娼婦ディヴァインが失踪したと彼氏が署へとやってきた、その娼婦は実際は男で3日後に手術で女性になるはずだった。
    マイクは話を聞いて全力で彼女を捜し出すと話して彼氏を帰した。
    それを聞いていたケルシーはこの一連の失踪事件へ執着するマイクに対して死体もないのにどうやって立件するんだと消極的な態度だった。
    ディヴァインが最後に立ち寄ったATMの監視カメラ映像を確認すると、怪しい黒のセダンが映っていた。
  • カールの企み
  • 一方失踪事件の犯人カールは弱みを握った病院の看護師ダレルに薬を盗ませていた。
    これ以上はできないと言うダレルをカールは脅し新たに卵胞刺激ホルモンなど書かれたリストを渡し盗んでくるように話した。
  • 捜査再開
  • マイクとケルシーは、潜入捜査官が調べた数十台の黒のセダンのナンバーを性犯罪者データベースで照合していた、すると怪しい男が浮上した。
    その男を上司に報告し、打ち切りになった事件だったが最後のチャンスとして連続失踪としての捜査の許可がおりる。
  • 厚化粧少女アビー拉致される
  • ダレルは薬を盗み出し、ダイナーでカールを待っていた。
    するとそこへカールが黒のセダンでやってくるのが見えダレルは店をでた、ダイナーにはマイクの娘アビーが家を抜け出し店員である彼氏のタッドに会いにきていた。
    客がいなくなりタッドはアビーに別れ話を切り出しアビーは上着を置いて外に飛び出した。
    カールはアビーを見つけ娼婦だと思って声をかけた、ダイナーからその様子を見ていたタッドが目を離し、再び目をやるとそこに二人を姿はなかった。
  • 感情が走るマイク
  • マイクとケルシーは犯人と思われる家に突入していた、しかしそこにいた男は車椅子生活で車のナンバープレートが盗まれていた。
    犯人にはめられたマイクの元に妻から連絡が入る、アビーが行方不明だと。
    アビーの捜索が開始され、マイクのところへタッドがやってきた、その手にはアビーの上着を持っていた。
    マイクの妻が行方を聞いた時知らないと嘘をついていたタッドにマイクは胸ぐらを掴み事の次第を話させた。
    連続失踪に巻き込まれたことが濃厚になりショックを受けるマイクに、捜査資料が貼られている中にあった写真を見てタッドはこの男がいたと話した、その男はダレルだった。
    ダレルの働く病院へ向かい話を聞くが、知らないの一点張りで、マイクは暴力を使って吐かせようとしたが、結果は変わらず本当に知らないと話した。
  • 大家族を作りたいbyカール
  • 地下に監禁されたアビー、そこには二人の女性がいた、その内の一人は妊婦で女性たちは笑顔でカールをパパと呼んだ。
    妊娠していない女性にカールは妊娠検査薬を渡し、女性が妊娠していないことがわかると今度子供ができなかったら「井戸行き」だと話し、女性は怯えた。
    アビーは反抗的な態度でカールに食ってかかった、カールはアビーに卵胞刺激ホルモンを打った。

    カールは「家族のルール」をアビーに教えた、与えられたものを食べ命令されるまで何も触らない、命令を守り与えられた役目を果たすことだと。
    カールはアビーの目の前でまだ妊娠していない女性と性行為を始めた。

  • アビーの妊娠と薬のリスト
  • マイクは家に戻りアビーの部屋を物色していた、すると妊娠検査薬が出てきた、陽性だった。
    マイクは一旦署に戻り家で仕事するとケルシーに伝え書類を持って外へ出た、ダレルの住所を確認すると彼の自宅に侵入し、そこでカールの書いた薬のリストを発見する。
    横に人影があり銃を向けると、そこにはケルシーがいた、マイクがおとなしく家に帰るはずがないと考えたのか、彼女は援護に来たと話した。
  • ダレルが犯人?
  • マイクは病院へ行きダレルの上司に話を聞いた、ダレルは出勤してこず連絡も取れないようになっていると話した。
    ダレルの家で発見した薬のリストを見せると、職員が書いたものではないと請け合い、そこに書かれた薬は栄養不良の改善薬や抗凝血剤、そして不妊治療に使われるものであることがわかり、それは事件が始まった頃から盗まれ出していたことがわかった。
    筆跡がダレルのものではないことからダレルには共犯がいるのかもと考えた。
    その話をケルシーにするとケルシーは薬のリストを発見したことを言わなかったマイクに怒りをあらわにし、その線で調べるが一旦家に帰るようにマイクに話しその場を後にした。

    マイクは家には帰らず潜入捜査官の情報から娼婦の娘に黒いセダンの男の話を聞く、その娘は連れ去られそうになったところを瓶で頭を殴り逃げ出していた。

  • 隙を見計らうアビー
  • アビーは逃げ出すために反抗的な態度を改めたふりをした、そんなアビーのことを気に入らない妊娠できない女性、アビーはその彼女を陥れルールを破ったように見せた。
    カールがやってくると目論見通りその女性に激怒した、女性は井戸に押し込まれ溺死しそうになった、ここまでするとは思っていなかったアビーはとっさにその女性が妊娠したと嘘をつき女性は助かった。
    念のためもう一度検査しろと言い残し上へ行ったカール、アビーは自分の妊娠を利用し妊娠検査薬を陽性にした。
  • 真犯人カール
  • マイクたちはホテルにダレルらしき人物がチェックインしたという情報を聞き現場へ急行する。
    屋へ入るとそこにはダレルの死体と、過去監禁した少女たちの写真が貼られたアルバムがありアビーの写真も貼られていた。
    部屋には遺体の一部もあり彼が犯人であることは明白かに思えた。
    マイクはリストの紙の裏にあった会社に連絡をしていた、その会社はケータリングの会社でダレルが働いていた病院にもシェフを派遣しているという話だった。
    病院関係者ばかりを怪しんでいたマイクは病院で頭に怪我をしたシェフの男の特徴を思い出し確信した。
  • 一矢報いるアビー
  • その頃上でカールと食事を楽しんでいるふりをしていたアビーは、携帯を入手し電話をかけようとした。
    しかしカールに見つかりもみ合いになりカールに傷を負わせるも地下に再び閉じ込められる。
    地下では妊婦している女性が出産の時を迎えようとしており、アビーは手助けをすることに。
  • ケルシーという女
  • カールとケルシーはカールの自宅へ急行し家へ入る、一室には子供たちが寝かされていた。
    地下への扉を見つけるも開かない、アビーに鍵はカールが持っていることを教えられる。
    2階へと上がり犬を倒しカールに致命傷を与えたマイクだったが、駆けつけたケルシーに名前を呼ばれ振り向くと銃を構えていた。
    その銃はマイクに向いており、ケルシーは引き金を引いた。
    マイクは被弾し倒れた、ケルシーはカールに駆け寄り悲しんだ。
    ケルシーはカールの家族ごっこの最初の「家族」となった人物だった。
    マイクがカールに行き着かないように妨害していたケルシー、カールが息をひきとるとケルシーはマイクにトドメを刺そうとした。
    マイクはケルシーの子供への執着を感じアビーが殺されないようにアビーの妊娠を教えた。
    マイクは足首の銃を抜いたが間に合わず、ケルシーに殺されてしまう。
  • アビーは生還したが
  • ケルシーが地下へ降りると子供は無事生まれてた、アビーは助かった。
    部屋にいたはずの赤ん坊たちは警官が入った時にはいなくなっていた。
  • それから
  • しばらくたち、留守番電話にアビーへ向けてメッセージを入れた、マイクの葬儀に出れなかったことを詫び母親になることの喜びを語って電話を切った。
    そしてケルシーは赤ん坊たちと新たな街へ到着した。
    留守電を聞いたアビー、話すケルシーの奥から赤ん坊の泣き声が聞こえていた(アビー確信した顔)(ケルシー不敵な笑み)。

以下感想

  • なんやかんや
  • 大家族を作りたい馬鹿者が娼婦を誘拐監禁して子供を産ませようとするという話の筋に、ケルシーが実は黒幕だったんだがプラスされたどんでん返し映画。

    子供を産むことができないケルシーの子供への執着がこの事件の発端?で、彼女は生き残って娼婦に産ませた子供達と新しい生活を始めますエンド。
    随所にケルシーの怪しげな発言や行動が、割と自然に盛り込まれていて、結末はちょっと置いといて、なかなか良さげな映画であるかと。

    ただもうちょっと悪どく描写して欲しかったかな、と思ったりもする。
    監禁されていた2人が逃げる気もなく「パパ」をある意味信頼しているとも言えるということ、これ自体に違和感があるというわけではなく、そういう従属的な二人が残ったと言えるとは思うんですけどね。
    ただこれだと犯人側のクズさが薄れてる、ケルシーが生き残るから犯人側の関係性を緩くしているような気がしてしまうわけですね。

    つまり何が言いたいんだお前はということで。
    中途半端(主観)
    いわゆるバッドエンドの緩和のために犯人側を優しく描きすぎてる、置きにいってる、いくならもっといっちゃおうよと。
    個人的な好みの話なので、決してこんな展開にしてはいけないとは思う(えへへ)
    奇を衒わず、マイクがアビーを救い出すというのが一番よかったのかもしれないと思わないでもない。

  • というわけで
  • ケルシーが黒幕だと知ったマイクがケルシーの今までの行動を回想で見せる描写なんかは、必要だけど、必要じゃない・・・いや結果必要なんだけど
    まあ映画は基本的に1回しか見ないのが当たり前だと思うので、そういう意味では丁寧に教えてくれてるわけで、そりゃもちろん必要なんですけどね。
    ないならないで楽しめたんじゃないかなぁ・・・なんて思ったりもする。

    全体的な感想としては嫌いじゃない映画ではある。うだうだと言っといてなんですけどね。

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