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Silver Nullf MoviesReview

白い沈黙

Summary

マシューはフィギュアスケートの練習を終えた娘のキャスと帰路につく道中、パイを買うために店に寄った。
娘を車に残し店に入るマシュー、店から出てくると車内に娘の姿はなかった。
それから8年間娘を探し続けるマシュー。
娘はどこへいってしまったのか・・・

Mystery

Review

2014年制作のミステリー映画
監督:アトム・エゴヤン
脚本:アトム・エゴヤン
製作:アトム・エゴヤン

この作品を見ていないというのであれば、注意事項として・・・
時系列がバラバラなのでそれだけ気をつけてくださいと言いたい
どういう映画なのか事件ものではあるんですが、なんともいえない作品で・・・最高にとっつきにくいサスペンス・ミステリー?
正直個人的にはオススメはできないですが、勝手なことを言わしてもらうと、だからこそ逆に見て欲しいとも思う作品です。

以下ネタバレにご注意下さい。

以下感想と妄想と・・・

  • 時系列の問題
  • 通常終盤まで隠されることがセオリーである、「犯人と成長したキャスの視点」がこの作品では終始登場するという部分で、時系列を入れ替えることで犯人の目的を謎めいたものに見せているということなんだろうと思ってますが。
    さすがにわかりにくいよー
    映画を1回見て理解できることって重要な要素だと思うんですけどね、時系列を理解することに注力してしまう作品になってしまっているのでそこは残念な印象ですが。
  • 殺人課のエリートだったジェフリー、幼児誘拐追うってよ
  • 殺人課から幼児誘拐を担当するチームに移動したジェフリー。
    ジェフリーはまず父親であるマシューを疑いだす、わかる、これはわかる
    まずはね、まずはそうなるでしょう。
    ただ金のために娘を売ったと考えるならば、その後のマシューの同行なりを注視していれば潔白は自ずとわかるはず。
    8年間の執着に見合うものがなさすぎる!!
    「すごい検挙率」であるジェフリー、つまりこの作品は冤罪事件を起こす刑事に警鐘を鳴らす映画
    結構冗談ではなくそう思うほどジェフリーが無能な嫌な奴として描かれているかと。

  • あの女性
  • 犯人を手伝ってダンロップ刑事を誘拐した女性。
    唐突に出てくるなぁー
    「子供の頃あなたみたいな人に会いたかった」とダンロップに話しているので、おそらくキャスより以前に誘拐されて、そっち側に回ってしまった人間なんだろう思ってますが。
    なんとも唐突だったなー。
  • 犯人ミカ(男)
  • キャスの「大きくなったし、もう私には興味ないでしょ」というセリフから小児性愛者なんだろうなという部分があるだけで、それ以外の部分で犯人自体にそういうものを感じない・・・
    ミカは端的に言うとキャスと両親との物語の観覧者的な立ち位置?
    ダンロップを誘拐した際も彼女が14歳の時に体験した、廃車で誕生日を過ごしたという話の詳細を知りたがっていたことから、人の体験した事実を物語として昇華させたいおじさん?
    ・・・それってどんなおじさん?

    幼児誘拐、小児性愛みたいなものが作中ではメインとしてあります、しかしそれを感じさせない犯人というのがどうもしっくりこない
    キャスは監禁されているとはいえ、人間的な生活を送っていることから見てもキャスという存在を、悲観的な被害者的な目線で見せないようにしているのかなと感じます。
    ミカとキャスの関係性に緊張感がない、小児性愛という部分もオブラートに包んでしまっているために、結果犯人が理解できなさすぎる!!

  • というわけで
  • なんとも謎な部分というのかあまりに語られすぎないという部分でモヤモヤが残る作品だったかなと思います。

    小児性愛を表現するにあたって、すごく配慮したような作りになっているというか、全然意図したものではないのかもしれないですが、結果的に配慮しているように見えてしまっている気がしてならないので、ここが一番残念でしたかね。

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