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Silver Nullf MoviesReview

シークレット・アイズ

Summary

13年前FBI捜査官だったレイ・カステンはLA群地区検察局テロ対策合同捜査班にいた。
そんな時、一緒に捜査をしていた仲間のジェスの娘キャロリンが無残に殺されてしまう事件が起きる。
しかしレイは犯人を捕まえる事ができなかった。
FBIを退職したレイだったが13年間犯罪者の顔写真を見続け、キャロリンを殺した犯人を捜し続けた。
そしてレイは遂に犯人と思しき男を見つける。

Thriller

Review

2015年制作のスリラー映画
監督:ビリー・レイ
脚本:ビリー・レイ
製作:マーク・ジョンソン
原作:フアン・ホセ・カンパネラ

過去と現在、ごっちゃりとした展開
2009年のアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」のハリウッド版、リブート作品(新たに一から仕切り直した作品)。
過去の事件を振り返りながら、現在と交互にといった作りで・・・過去と現在がちょっとわかりにくいかも。

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(長いので注意!!)

  • 過去
  • (感想の方に、一応「まとめVer.」があります)
    13年前FBI捜査官だったレイ・カステンはLA群地区検察局テロ対策合同捜査班にいた。
    その当時、一緒に捜査をしていた仲間のジェスの娘キャロリンが無残に殺されてしまう。
    対テロ班のレイが本来扱う事件ではなかったのだが、実は事件のあった日、レイはキャロリンと母親ジェスのサプライズパーティーのためにケーキを一緒に買いに行く約束をしていた。
    しかし仕事で行けなくなったためキャロリンは一人でケーキを買いに行く事になった。
    自分のせいだと自責の念に苦しんでいたレイは捜査をせずにはいられなかった。

    ピクニックでキャロリンを見つめる男の写真を見たレイはその男に見覚えがあり、男の正体を追った。
    そんな時、犯人が捕まったと部長補佐のシーファートに教えられレイはその男アバン・ガザラに会いに行くが、全くのでっち上げであることがわかる。
    激昂したレイはシーファートに詰め寄った、するとレイが追っている男はテロ組織に関連した検察局の情報屋の男であることを白状した、その情報屋の名前はアンザー・マージン。
    情報屋を庇おうとするシーファートから半ば無理やりマージンの情報を手に入れたレイはバンピーと共にマージンの家へと侵入し、一冊の自作のコミックを見つける。
    家族が帰ってきたために急いで引き上げたが、バンピーはその暴力的な自作コミックを盗んできていた。

    罪を着せられた男アバン・ガザラの担当になった検事補のクレアは、レイが今している事を尋ねた。
    レイはアバン・ガザラは犯人ではなく情報屋マージンを守るためにシーファート達が仕組んだ事だと訴えた。
    そんな話をしていると、ジェスがやって来た。
    バンピーは休みを取っていたジェスにマージンの存在と自作コミックの事を教えてしまっていた。
    ジェスにレイはしぶしぶ自作コミックを見せた。
    レイは内密に夜調べを進める事をクレアに話し、クレアは就業時間外は自由だと返した。

    呼び出されたレイはジェスとバンピーのいる「元ドジャースたちが集まる店」にやってきた。
    ジェスとバンピーはマージンの自作コミックの登場人物がドジャースの有名選手ばかりである事に気付いた。
    レイは話を聞いて、ドジャースの試合をマージンは観に来るとふんだ。

    ドジャースの試合会場にてマージン捜索を開始して10試合目、ついにマージンを発見する。
    逃げ出すマージンをなんとか捕まえる事ができた。
    しかし証拠が何もない状態で捕まえたため釈放するしかないとクレアは苛立ちながら話した。
    レイは任意での聴取ということで少しだけ時間をくれとクレアに頼み込んだ。

    マージンに捜査課のピクニックの時の写真を見せたが、キャロリンを知らないと話した。
    シーファートに誘われてピクニックにいったがつまらなくて10分で帰ったとマージンは言った。
    レイがキャロリン殺しを問い詰めるも、マージンは認めることはなかった。
    そこへクレアが入ってきた。
    クレアのはだけた胸元をじっと見つめるマージン。
    クレアはその姿を見て、マージンを弱く頭の悪い人間だから犯人のはずがないという挑発的な弁護を展開した。
    ピーナッツ程度の性器であろうこの子供は犯人じゃないと馬鹿にされ、マージンは立ち上がり自身の性器を見せた。
    それを見たクレアはピーナッツ発言を訂正するが「帰るのよ負け犬」と挑発をやめなかった。
    マージンは激昂し「あの女と同じ目にあうか」とクレアを殴った、それを見たレイは怒り狂い(クレアに好意を持っている)マージンを何度も殴った。
    クレアの起点のおかげで自白を取る事ができた。

    しかし検事はマージンの釈放を決めた。
    暴力によって強要された自白だとマージンは話しており、残りは自作コミックとピクニックの写真のみ。
    証拠のない状況で情報屋であるマージン(テロ情報)を捨てる気は検事にはなかった。

    検事の判断に怒り狂うレイとクレアがエレベーターに乗っていると釈放されたマージンが乗り込んできた。
    マージンはクレアを舐めるように見つめると降りていった、するとジェスが乗ってきた。
    レイはエレベータを止め、ジェスにマージンを殺そうと提案する。
    しかしジェスは奴は服役する事なく死んで、自分は終身刑で牢獄に入るのが正義なのかと提案を断る。

    クレアとレイが帰ろうと駐車場にいた時、事件の証拠になり得るバンが事故にあったと連絡が入った。
    2人が現場に駆けつけるとバンは炎上しており、レイとクレアは検事やシーファートの証拠隠滅だと確信した。

    その後レイはFBIに戻され、国家機関に失望した彼は警備会社へと転職をする。

  • 現在
  • 「13年後」
    レイはLA群地区検察局へと足を運んだ。
    当時検事補だったクレアは現在は検事になり、ジェスは捜査主任になっていた。
    2人にレイは13年間受刑者の顔写真を見続け、犯人である「マージン」を見つけたと話した。
    現在は「クレイ・ベックウィズ」という偽名であるその男は、武装強盗で10年服役し仮釈放されていた。
    レイは再捜査をしてほしいとクレアに頼み込んだ。

    レイとジェス、そして当時一緒に捜査していた仲間のバンピーに協力を仰ぎ、極秘裏に捜査をする事に。
    保護観察官に話を聞くとマージンことベックウィズは姿を消していた。
    観察官の話では馬に異常な執着があるらしく、彼を捜すなら競馬場だと教えられた。

    競馬場へと向かった2人は厩舎へといってみる事に。
    そこでベックウィズを見つける、話をしたいと言うレイだったが、バンピーのバッジと銃をみるや否や突然走り出したベックウィズ。
    レイが追ったが逃げられてしまう。
    厩舎にいた従業員に奴が来たら連絡をするように話した。

    レイは奴が来たと連絡をもらい、厩舎に向かい車に乗ったベックウィズの尾行を開始した。
    バンピーに状況を報告し、盗難車の解体工場に着いたレイは中の様子を伺っていたが殴られて捕まってしまう。
    気が付いたレイはベックウィズ達に殺されそうになるが、バンピー達が突入して来てなんとかレイは助かったが、バンピーと突入したシーファートは撃たれて死亡してしまう。
    レイはジェスにベックウィズを見せこいつがマージンだと話すが、ジェスは何も言わずその場を後にした。

    ベックウィズが連行された後、レイはジェスに改めて奴だと思わないのか?と尋ねた。
    ジェスはベッグウィズは犯人じゃないと断言し、関係のない人間を追ったせいでシーファートが死んだことを責めた。

    クレアの自宅で手当てをしてもらっていると、ジェスから連絡が入り2人はジェスの自宅へと向かった。
    ジェスは2人を座らせると、シーファートが死んだのは自分のせいだと言うレイに、ジェスは自分の責任だと話した。
    また誰かが犠牲になる前にと、マージンは13年前に私が殺したと告白した。
    レイがFBIに戻された1ヶ月くらい後のこと庭に埋めたのだった。
    当時バンが燃やされ、検事は決して奴を捕まえないとわかったジェスは「元ドジャースたちが集まる店」を張り、後を尾けてマージンを襲い殺した。
    ジェスは悔やみながら人生を送っているレイにもう忘れてと話した。
    話終えると現在検事であるクレアに後のことは任せると言った。

    ジェスからの告白と、これまでの死ぬだけでは軽すぎるという旨のジェスの言動との違いに違和感を覚えたレイは、ジェスの家へと忍び込んだ。
    ジェスが入っていく納屋にレイも入った。
    するとそこには牢屋に入れられたやつれきったマージンがいた。
    レイがマージンに近ずくと、マージンは「俺に話しかけろと言ってくれ」と絞り出すように言った。
    ジェスは終身刑だと話し、レイはそれは君もだと返した。
    レイは銃を取り出すとその場に置いてスコップを持つと外へ出て穴を掘り始めた。
    ジェスも後を追いレイを呼ぶが、レイは呼びかけに応えることはなく一心不乱に穴を掘った。
    それを見たジェスは納屋へと戻った。
    納屋から銃声が鳴った。
    マージンとジェスの終身刑が終わりを迎え、ジェスとレイは見つめ合いお互い微笑んだ。

以下感想

  • まとめの流れ
  • テロ情報を検察に渡している情報屋マージンが捜査官ジェスの娘を殺す。
    検察局で合同捜査をしていたFBIのレイはマージンを追い詰めるが、テロ情報の方が大事な検事や部長補佐の手によって証拠は消されマージンは無罪放免になる。
    FBIを辞めて警備会社に勤めることになってもレイは13年間毎日犯罪者の顔写真を見続け、こいつだと確信する男を見つける。
    検察局へと向かい当時の仲間と共に男を追う。
    しかし追っていた男は実は全くの無関係だった。
    13年前レイがFBIに戻った後、ジェスはマージンを捕らえて家の納屋で監禁していた。
    13年間マージンを牢屋に監禁して罰していると知ったレイは、自分自身にもある意味終身刑を課しているジェスを解放するために、納屋に銃を置いて外に出ると穴を掘り始める。
    ジェスはその姿を見て、レイの置いた銃でマージンを射殺した。
  • なんやかんや
  • なんだこの既視感は・・・
    て思って観てたんですけど、2009年のアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」のハリウッド版リブート作品だったんですね。
    ただ要所のシーンに見覚えがある程度の事で、リブートされたと言われても「瞳の奥の秘密」を全然覚えてない・・・比較は無理だ・・・。

    ごちゃごちゃっとしてる
    ジェスの娘キャロリンが殺される事件。
    犯人を守る検事とシーファート達。
    なにやら通じ合うレイとクレア。
    犯人だと確信して追う男は関係ない人。
    過去と現在のシーンを交互にどうぞ。
    と、印象としてはごちゃっとしてるかなと。

    全く関係ない人間を追っていたんだ・・・
    っていうのは映画的にはある事だけど。
    誰かにそう思わされた訳でもなく、主人公が根拠なく!!しかし確信して突っ込んでいくっていうのもなかなか・・・
    しかし主人公の、ある意味暴走とも言える思い込みが、2人の苦悩からの脱却に繋がっているのは確かな訳で。
    つまるところ捜査どうこう証拠どうこうを、どうこうする映画ではないからして
    主人公の謎の確信なんかをうだうだ言ってもしょうがない、重要なのはそこじゃあないと。
    ピクニックに行きたくなかったキャロリンを無理やり連れていったジェス
    事件当日キャロリンと一緒にケーキを買いに行く予定だったのに、結局一人で行かせてしまったレイ
    この2人の後悔してもしきれない過去が執着を生みまして。
    紆余曲折を経て2人の止まった時間、動き出す
    犯人と自分を罰していたジェスの元にレイがやっとこさ辿り着く、とは言ってもやりきれない悲しいお話。

  • というわけで
  • 過去と現在がわかりにくい
    一瞬わかりにくというだけの話なんですけどね。
    ただ、ん?今どっちだ?と考えたくないんですよね、興が削がれるというのか集中が途切れるというのか。
    並行してついてくる恋愛要素は不要だYO
    惹かれ合う2人みたいなのが無くても、仕事上の信頼関係で十分だったんじゃないかと思う。
    レイがマージンをボッコボコにする場面にクレアとの関係性が必要としても、せめて片思いぐらいで恋愛要素はうすーくでよかったんじゃあないかと、個人的には。

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