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Silver Nullf MoviesReview

リング(邦画)

Summary

テレビ局に勤めている玲子は若者の間で噂されている見ると1週間後に死ぬと言われているビデオについて取材をしていた。
姪の智子が変死し、その同時刻友人3人も死亡していることを知った玲子はその4人が呪いのビデオを見ていたらしいということを聞き、調べることにするのだが。

Horror

Review

1998年制作のホラー映画
監督:中田秀夫
脚本:高橋洋
原作:鈴木光司

久しぶりに見てみると俳優陣が分厚いですね・・・

日本のホラー映画は割と若手の方が多い、登竜門的?印象なのでそういう意味でも一線を画す存在ですよねリングは。

何より原作が小説という部分でストーリーラインのしっかり感がこの作品の最大の魅力じゃないかなと思います。

話は変わるし、この作品は全然ましな部類ですが、日本のホラーはセリフの音量と効果音の音量のバランスがおかしいよね?
リングがこの風潮の走りですかね?
声小さいよで音量上げたら最後、効果音でドーンッ!!って狙ってるのはわかるんだけども、びくってなるよりイラっとなるよ?もうやめよ?

特に原作の話などは一切盛り込んでいないので違いなんかを知りたい方は・・・ごめんなさい。

以下ネタバレにご注意下さい。

感想

  • 端的な流れ
  • 若者たちの間で見ると1週間後に死ぬビデオがあるという噂が存在していて、それについて取材をする玲子が姪の智子の変死を辿っていくと呪いのビデオにたどり着き、自身もビデオを見てしまうといった流れです。

    基本的に情報がビデオしかないところから、ビデオを分析して、ヒントを見つけてその中の人物に迫っていくというこの推理的な部分がホラーに寄り添っている作品で、ここがストーリーを厚くしているし小説原作らしさを感じて好きです、好きなんです。

    この作品に出てくる学生全員に言いたい、どうでもいいけど言いたい、なんでタメ口なんだよお前たちは。

  • 霊感
  • 玲子の別れた前の夫の竜司と2人の間にできた息子である陽一には霊感があって、息子に関しては序盤は特に落ち着き払ったなんとも冷静な子供ですが、霊感があることが要因でのあの落ち着きなんだろうなと勝手に思ってましたが、どうなんでしょうか。
  • ともちゃんが
  • 若い男女4人が同時刻変死する、その中の一人で、玲子の姪に当たる呪いのビデオを見た少女ですが。
    智子の霊が玲子の息子の陽一にビデオを見させるわけです。
    しかし陽一がビデオを見ているのを発見できたのは智子が声を掛けて玲子を起こしたからな訳ですよね、ほえ?
    竜司は作中もう智子じゃないと言ってましたが、智子の皮を被った全く別の存在がビデオを見るように陽一に促した。
    玲子を起こした声の方は本物だった・・・感じですか?
    玲子を起こす声が優しい声だったんでそういう解釈でいかせてください。
  • 舞台は伊豆大島へ
  • ビデオからヒントを得て伊豆大島へやってきた2人。
    山村志津子の自殺はマスコミのバッシングが原因という話から
    竜司「40年前のことだがマスコミのやることは変わらない」・・・真理です、はい

    ここで出会う山村敬は山村志津子と貞子について唯一知ってる人物、もうこの人いないと話わかんない。
    ビデオに映っている女性山村志津子は不思議な力を持っていて、とにかく気味悪がられていた。
    いとこである山村敬も気味悪がっていた一人であったが、山村志津子の力を宣伝して山村志津子を研究することになる伊熊博士を呼んで、新聞社を呼んで、金をもらっていた、ダメなやつだなー。

  • 山村志津子の霊視実験
  • 竜司が山村敬に触れたとき、過去の山村志津子の霊視実験が行われた際の回想が見えます。
    大勢の新聞記者が見守る中、霊視は的中を繰り返した。

    「イカサマだっ!!」

    新聞記者突然死亡

    「化け物だっ!!」

    これには笑った、ギャグ的テンポ。

    新聞記者を殺したのは貞子の方で山村志津子とは比べ物にならない力をもつ存在であると、ビデオは貞子の怨念が作り出したものであると結論づける。

    山村敬がどんなに拒んでも勝手に情報を読んでいくスタイルの竜司と玲子・・・怖い人たち・・・

  • 山村啓の朝日爽やかな海でするべきではない発言
  • 協力を拒みまくった挙句サイコメトリーまでされてた山村敬ですが、結局船で送ってくれることに。

    嵐を乗り越え朝になった山村敬は山村志津子について語る。
    山村志津子は海と楽しそうに喋ってたんですって、それを隠れて聞いてみたところですよ、人間の言葉じゃなかったって・・・怖いよ。
    個人的にここが一番怖い、台詞のみで朝日が登る海という視覚的にはむしろ爽やかなシーンですけど。

  • 井戸で貞子を探そう
  • 伊熊博士は貞子を井戸に落とした張本人であり、貞子の父親とされていますが、竜司は貞子発見後に、貞子の父親は人間だったのか・・・などとわけのわからないことを申しており、私は混乱しております
    井戸に放置されたままになっている貞子を見つけて供養してあげるというか弔うというのか、そう考えて貞子を見つけて抱きしめてあげる玲子。
    それはそれでありがとう、でもこれはこれ
    この行為自体は呪いのビデオに対する解決にはなり得ないという。
    こういういかにもな人間的考え方に対する裏切りが好きです、付き合ってください。
  • そしてあの名場面へ
  • 貞子の歩き方が怖い、関節おかしい、人間はなぜ違和感に弱いのか。
    自分の記憶ではなんか電話で「ダビングだ!!」みたいなことを玲子に教えてたんですけど・・・え?この記憶なに?ドラマ版ですか・・・?

    玲子に見えた、というより見せた、指差し竜司のヒントによって、ダビングに気づくことができたと。

    私なら間違いなく、何?ど、どういう、えっ?てなりますね。

  • 気になった
  • 竜司と陽一には霊感がある、玲子にはない、がしかし誰よりも霊を感じ取ってはいないかい?というところ。

    主人公と言ってしまえばそれまでの話ですが、見てるというより見させられてるという考え方で。

    そもそも玲子はビデオの呪いからは意図せず行ったダビングという行為によって解くことができている。
    貞子の遺骨を発見後貞子に掴まれた痕が消えたことから、呪いのビデオとは別で貞子に憑かれていて様々な貞子に関する怪奇な現象を見ていた。

    その結果本来の目的であるビデオの呪いを解くという行為だと本人たちは思って貞子を掘り起こしたけども解決したのは憑かれた玲子だったと。
    書いてる自分がわからなくなってくるという。

  • というわけで
  • もちろん怖いはあるんですけどそれよりも最後までどうなるのかっていうストーリーの部分で単純に面白い作品なんですよね、ストーリーのテンポが素晴らしくて、失速せず終盤までといった部分もいいんですよね。

    久々に見てみると記憶とは全然違ってました、若い頃よりなんか楽しめた気がします。

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