
Summary ある日、ジェイミーと妻のリサのもとに腹話術の人形が届いた。 送り主は不明なその人形を気味悪がるジェイミー、妻は人形をみて故郷の腹話術師だった女性の幽霊の話を思い出す。 「メアリー・ショウにご用心」「子のな…Read more
前作の直後、博士であるオーウェンは警官の部隊(4人小隊)を引き連れアパートへ入った。
小隊の一人が感染してしまい、凶暴化し手がつけられない状態をオーウェンが大人しくさせ閉じ込めることに成功する。
オーウェンが何かを隠していると感じた小隊のチーフは詰め寄った。
オーウェンはトリスターナ・メデイロスという少女について語り出した。
2009年制作のホラー映画
製作国:スペイン
監督:ジャウマ・バラゲロ/パコ・プラサ
脚本:ジャウマ・バラゲロ他
製作:フリオ・フェルナンデス
REC/レックの続編であり、前作のラストの直後からのストーリーで、話の全体像が見えてくる部分です。
撮影手法も含めて前作に引き続いてのパニックホラーではありますが、今回は2組の視点から描かれています。
カメラは相変わらず暴れてますが・・・
感想
前作の主人公であるアンヘラは生存しており、オーウェン等と共にメデイロスを捜索することに。
メデイロスを発見することができたが、アンヘラが殺してしまう。
任務は失敗に終わり、外へ出たがるアンヘラだったが、オーウェンは任務を完了するまでは出ることはできないと、外へ出ることを拒否した。
アンヘラはオーウェンを殴り倒し、オーウェンは悪魔はメデイロスからアンヘラに乗り移っていることに気づいた。
オーウェンは殺され、アンヘラ(悪魔)はオーウェンの声を使い無線で任務の完了を告げた。
(がっつり端折ってますがオーウェンは当初は神父であることを隠してます、のちに小隊のうちの一人が感染者に殺されることをきっかけに詰め寄られて真実を白状します(作品を見てない状態でココを見る方はいないとは思いますが一応))。
その少女について教皇庁から調査を命じられたのがアルベルダ神父で、神父は悪魔が取り憑いた状態を研究するためにアパートの一室を使った。
人目を忍んで研究を続け目的である解毒剤は完成したが、そこで何かが起きてアルベルダ神父は死亡。
そしてオーウェン神父はアルベルダ神父が残した解毒剤である少女の血液を回収するという極秘任務を遂行するためにアパートへやってきた。
よくわからなかったのが、ミイラ化してることなんですけど、教皇庁はミイラ化するぐらいの時間ずっと放っておいたことになりますよね・・・
発症するまでの時間は個体差がかなりある。
頭を撃たれるとちょっと死んだふりする、が一定時間経つと再起動する。
感染者を媒体として悪魔がトークしてくれたりもする、このことからおそらく悪魔と感染者達はそれぞれ繋がっている。
悪魔は感染者の発症を操作できるのではっ!?
と思ったりもしましたが。
今作というかここまでの本作品に出て来る悪魔は1体のみでオーウェン含む教皇庁が少女の血液を必要としていたということは悪魔に取り憑かれた者と感染した者では明確に違いがあるということを表していると認識していたんですが・・・感染した子供をオーウェンが射殺した時「悪魔」っていってたんですよね・・・あ、あれ〜?そ、総称的に呼んだんだよね〜?ねー!!
今作はオーウェンたちの視点と、下水から侵入してきた少年たちの視点、の2つの視点から描かれています、時系列的にはほぼ同時進行です。
少年たちの視点では前作の扁桃腺少女(感染者)のために薬を買いに行っていた父親も下水から入って妻と娘を救おうとするわけですが、こちらの視点はなんとも必要性を感じないシーンが多かった印象です、アパート内に入る経緯が必要なことはわかるんですけども、あの部分でちょいと失速したような気がしました。
終盤からの流れ、暗闇だと見える扉、悪魔、井戸、おや?そんな世界観?・・・
悪魔ものと言うそもそも現実離れした話です、でもなんというかその中にもここまでは許せるよっていう範囲がそれぞの主観にあると思わけです。
結果なんか戸惑う。
感染悪魔ものという部分に関しては個人的には全然ありだとは思うんですが、部屋を暗くすると隠し扉が!!
君は何か?トレジャーハンターか何かかね?
といった展開にはちょっと違和感を感じましたかね。