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Silver Nullf MoviesReview

パニック・ルーム

Summary

夫と離婚したメグは390平米で4階建ての家を購入し、娘のサラと越してきた。
その家にはパニックルームと言われるセーフルームが存在していた。
新居へ越してきた夜、メグは警報システムを起動させ眠りについた。
そんな引っ越し初日の雨降る夜に、三人の男達が侵入してきた・・・。

Suspense

Review

2002年制作のサスペンス・スリラー映画
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:デヴィッド・コープ
製作:セアン・チャフィン

言うならば真剣(マジ)なホームアローン

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(長いので注意!!)

  • 流れ
  • 夫と離婚したメグは390平米で4階建ての家を購入し、娘のサラと越してきた。
    その家にはパニックルームと言われるセーフルームが存在していた。
    パニックルームは壁はコンクリート、電話は別配線で埋め込んでおり、換気装置に監視カメラモニターで扉は鋼鉄製という万全の体制だった。

    新居へ越してきた夜、メグは警報システムの設定を終わらせ起動させたところで眠りについた。
    メグが眠っていると、三人の男達が侵入してきた。
    男達の目的は前の住人である富豪が隠している財産で、空き家であるこの家のパニックルームにあるその財産を盗み出すという算段だった。
    その中の一人のバーナムはパニックルームの設計に携わった男で、人が住んでいることを知りこのヤマから降りようとするが、養育費のために金が必要だったため渋々続行することに。

    目が覚めたメグが監視モニターをふと見るとそこには見知らぬ男達が、メグはサラを起こしなんとかパニックルームに逃げ込んだ。
    男達は財産を盗むためにパニックルームへ入る必要があり、メグとサラを外へ出すためにバーナムはパニックルームにガスを送り込んだ。
    しかしメグは通気口に手を伸ばし火をつけた、炎が走り、この盗みの話を持ちかけた男であり富豪の遺族であるジュニアが火傷を負ってしまう。

    メグは男達がもめている間にパニックルームから出て携帯電話を取り戻ることに成功するが、電波が入らない。
    壁に埋め込まれた電話線を使えば連絡ができるのではと考えたメグは電話線を引っ張り込みパニックルームに備え付けられている電話に繋いだ。
    すぐさま警察へと連絡したが待たされたため別れた夫へ連絡することに。
    男が三人押し入ったことを伝えようとした時、バーナム達に主線を切られ、電話は切れてしまった。

    糖尿病持ちのサラは血糖値が下がってきていた。
    一方ジュニアは火傷も相まって心が折れていた、匿名で場所さえ教えれば遺族であるジュニアの取り分は減ってしまうものの財産にはありつけるため、諦めようとしていた。
    ジュニアが帰ろうとすると、ラウールは銃を取り出しジュニアの頭を撃ち抜いた。
    そこへ連絡を受けた前夫スティーブンがやってきた、ラウールはスティーブンを殴り倒した。
    警察に通報していないことを確認すると、ラウールはバーナムに銃を向けパニックルームへの侵入方法を考えろと脅した。

    ラウールはカメラの前にスティーブンを連れて行き暴行を加える姿をメグたちに見せた、バーナムは暴行するフリにしろと話すが、ラウールは聞く耳を持たなかった。
    バーナムはカメラに自分の上着をかけた。
    その時サラに発作が起こり、いよいよインスリンがないと危険な状況になってしまう。
    その時ちょうど二人は階下へと降りて行くのをモニターから確認したメグは、扉を開けた。
    そこには気を失っているスティーブンがいた、メグはインスリンを取りに行った。
    しかし倒れていたのはスティーブンの服を着たラウールだった。

    バーナムはパニックルームへと入り隠し金庫を開ける準備をする、傍らには苦しそうなサラの姿があった。
    ラウールは銃を構え、メグを待っていた。
    入れ替わっておびき出されたことを知ったメグは隙をついて部屋へと戻ろうとするがラウールともみ合いになり、ラウールはパニックルームへと飛ばされる。
    バーナムは扉を閉めた、閉まる最中メグはインスリンを中に投げ入れ、ラウールは手が鋼鉄の扉に挟まってしまう。

    挟まれたラウールは扉を開けようとするが、銃を持っていなかった。
    バーナムは銃をメグに取られ事に気付いて扉を開けることはしなかった、開けて娘に注射を打ちたいメグと開けると撃たれるバーナム。
    メグは投げ入れたインスリンを娘に打ってくれと頼みバーナムはメグを階下へと行かせ扉を開けラウールの手を救い、扉を閉めた。
    バーナムはサラに教えてもらいながらインスリンを打ってあげた。

    スティーブンが呼んでいた警察が到着し、インターフォンを鳴らした。
    メグはサラを人質に取られた状態だったため、スティーブンに喋らないように指示をし、警官に応対した。
    警官は脅されていて何もないふりをしている可能性を考え合図を送るようにメグに伝えたが、メグは思い過ごしだと帰らした。

    バーナムは隠し金庫を開けるために作業に入り、メグは監視カメラを壊して回った。
    隠し金庫の中には2200万ドル分の銀行債があった。

    メグは座るのがやっとのスティーブンの手に銃を握らせた。
    バーナム達は目的を果たしズラがろうとサラを連れてそっと部屋を出た、階下へ行くと銃を持ったスティーブンが座って待っていた。
    娘を放せと言うスティーブンにバーナムは同意しラウールにそうするよう話すが、ラウールはサラを掴んで放さなかった。
    その時スレッジハンマーを持ったメグが後ろからラウールに殴りかかり、ラウールは階下へと転落した。
    バーナムはそれを見た瞬間、庭へと飛び出し逃げ出した。

    危機は去ったかと思われたが、ラウールはしぶとく階段を上がってきた。
    スティーブンは銃を撃つが当たらず、ラウールはスティーブンに飛びかかった。
    持っていた銃は転がり、痛みにたまらず悲鳴をあげるスティーブンの声が逃げようとしているバーナムの耳に入った。

    メグに襲いかかり、馬乗りになったラウールがハンマーを振り下ろそうとした時、ラウールの頭に風穴が開いた。
    バーナムはメグを助けるために戻り、サラにもう心配ないと優しく話しその場を後にした。

    その直後警官が突入してきた。
    庭から逃げようとしたバーナムも包囲されてしまい、両手を挙げた、右手に持った銀行債が風に舞った。

以下感想

  • なんやかんや
  • 設定が設定なので派手な映画にはなり得ないですが、よきサスペンスだよね・・・ラウールの終盤のタフさはちょいとあれですけども(エンドルフィンかな)。

    攻守が交代することで単調さを回避している
    単純に終盤主人公が反撃を開始するというようなことではなくて、正確には全くの逆と言うわけではないけど。
    部屋に閉じ込められる立場が逆転する、8回裏メグの攻撃みたいな9回裏でラウールに強振ジャストミートみたいな
    家のみで繰り広げられる限定的な空間のお話なので、間延びしない工夫が施されている映画かなと。

    最後の意味深なメグの顔はなんなのか
    真剣な顔、一瞬サラ達を見て、もう一度真剣な顔で庭の方を見る。
    家宅侵入した犯罪者であり家族を助けてくれたバーナムが逮捕されるということを顔のみで表現したということで、個人的には射殺されたとかそういうことではないと思ってますが、なかなか表現しにくい複雑なお顔をなさってるから、ねぇ

  • というわけで
  • ラウールの素顔のコイツじゃない感
    はどうでもいいんですけど、こんなもんだよなというリアルがそこにある!!

    「血がついてる、裏返しに」というスティーブンに被せたマスクをラウールに返す時のバーナムのセリフ。
    こういうところが、私、好きです
    展開なんかには関係ない話なんですけど、こういった細部に気を配ってる感じが好きなんだなー。

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