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呪い襲い殺す

Summary

突然自殺してしまったデビー。
幼馴染のレインはデビーが自殺する理由が全く思い当たらず、突然の別れに気持ちの整理がつかないでいた。
デビーの家の様子を見に行った時、デビーがいるような気がしたレインは、ウィジャボードを使いデビーと話ができるかもしれないと考え、彼氏や友人達とウィジャを試してみることにした・・・。

Horror

Review

2014年制作のホラー映画
監督:スタイルズ・ホワイト
脚本:ジュリエット・スノーデン
製作:マイケル・ベイ

呪い襲い殺す・・・感性を感じない邦題は広い心で許すべし
続編の「ウィジャビギニング 呪い襲い殺す」は前日譚(今作の前にあった出来事)なわけですが。
順序通りこの作品から見た方が楽しめるんじゃないかと思います、個人的には。

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(長いので注意!!)

  • 流れ
  • 高校生のレインは幼馴染のデビーとバスケットの試合を観るために彼女の家に到着した。
    しかしデビーは乗り気ではなく、様子のおかしいデビーを問い詰めると霊魂を呼ぶボードであるウィジャを2週間前にやったと話した。
    彼女はそれ以上の事は話さなかったが、思いつめた様子のデビーにレインは一緒にいようかと尋ねた。
    デビーは大げさに振る舞っただけだと話し2人は明日会う約束をして別れた。
    レインを見送った後、デビーは首を吊った・・・。

    次の日、待ち合わせ場所にデビーが現れる事はなく、レインは父親に呼び出され家へと帰ることに。
    家に戻ると父親からデビーが亡くなったことを教えられた。

    レインには親友のデビーが自殺する理由が全く思い当たらず、信じられなかった。
    2人が過ごしたデビーの部屋を見渡していると、デビーの母親がやってきた。
    レインにこの家にはもういられないと話す母親は、時々家の様子を見に来てと頼んだ。

    彼氏のトレバーを連れてデビーの家の様子を見に来たレインは、クローゼットからウィジャボードを発見する。

    レインは学校でデビーの彼氏ピートに最近のデビーの様子を尋ねると、ピートは何かに怯えてたと答えた。
    ただピートも具体的に何か聞いたわけではなく、メールも無視で家にも入れてくれなかったと話した。

    レインはデビーの家にいる時、デビーがいるような気がしていた。
    ウィジャボードでデビーと話ができないか一度試してみたいから一緒にやってほしいとトレバーと友人のイザベルに頼んだ。

    非行少女の妹サラを連れてレインはデビーの家へと向かった。
    レイン、サラ、イザベル、トレバー、そしてデビーの彼氏のピートも加わり、ウィジャボードを囲んだ。
    「ウィジャボードのルール」
    1.墓場で遊ばない。
    2.一人で遊ばない、さよならを言う。

    レインが霊魂に語りかけるとプランシェット(指をのせる丸いガラスがハマった板)が動き出す。
    伝えたい事は?と尋ねると「HI FRIEND(私たちは友達)」と返ってきた。
    名前を聞くと「D」の位置に移動し動かなくなった、レインはデビーの「D」だと思った。
    しかしそこからなぜ自殺したのかなどの質問には動きを見せなかった、するとプランシェットはウィジャを終わらす時の「さよなら」の位置に動き、同時に停電した。

    あたりを見回るとガスコンロの火がついており、レインはデビーが何か伝えたいことがあるのだと考えた。
    ピートが鏡の前に立つと何かが映り後ろから押されて鏡が割れた。
    怖くなった一同はデビーの家を後にした。

    それから各々に奇妙な体験をし、皆一様に「HI FRIEND」の文字を目にした。
    デビーがやっていることだと考えていたレインはウィジャをもう一度試すことにする。

    ウィジャボードを囲みデビーに語りかけると、誰もいないはずの椅子が引かれた。
    自殺したのかと尋ねると「いいえ」と答えた。
    殺されたのかと尋ねると「はい」と答えたが、犯人は?と尋ねると動かなかった。
    そこでデビーの彼氏であったピートは嘘の思い出をあえて質問した。
    そのおかげで「動かしている何か」はデビーではないことがわかる。
    レインがデビーかと再度尋ねると「いいえ」と返し、じゃあ誰なのか?と尋ねると「D」へと移動し「Z」に移動した。
    デビーだと思っていたが、最初のウィジャから「D・Z」と言う人物だった事を知るレイン。
    レインはプランシェットにハマっている丸いガラスを覗き込んだ(覗き込むと霊が見えると言われてる)。
    引かれた椅子には誰もいなかったが、レインの隣には口を縫い付けられた少女がいた、驚いたレインはプランシェットをボードに戻す。
    するとプランシェットが動き出し「逃げろ」「彼女が来る」彼女とは?と尋ねると「母親」と答えた。
    プランシェットをもう一度覗き込むと、母親らしき人物が襲って来るのが見え一同は逃げ出した。

    レインはデビーのUSBメモリーに入っていた動画を見た。
    動画内でデビーは大掃除の末に屋根裏から過去の住人の置いていったウィジャボードを発見し、そして一人で試していた。

    イザベラがバスルームで死亡し、トレバーはウィジャをやったせいだとレインを責めた。
    レインはデビーの家にいた何かを怒らせてしまったと考え、ピートと共にデビーの家へと向かった。

    動画で見た屋根裏へと登り何か手がかりはないかと探すレインは、母親と娘2人が写った古い写真の入った箱を発見する。
    写真の人物を調べた結果、少女失踪の古い記事を見つけた。
    母親と住んでいた10歳の「ドリス・ザンダー(D・Z)」が行方不明になり、母親の関与が疑われているという内容だった。
    そしてドリスには姉がおり、母親殺しで精神病院に収容されていることを知ったレインは姪のふりをして面会を取り付けた。

    姪などいないと言うドリスの姉に事の経緯を話すと、彼女は家族について語ってくれた。
    母親は一流の霊媒師で、ドリスは母親のことが大好きで霊に魅了されていた。
    母親の降霊会は次第に大胆になっていき、霊の声を聞くための器としてドリスを使った。
    しかしあちらの世界とこちらの世界の繋がりを断つことができなくなり、悪霊に取り憑かれ正気を失った。
    そしてドリスの口は悪霊の言葉を遮るために縫われ、母親に殺され地下の秘密の部屋へ隠された。
    今も母親とドリスは家にいるのだと、ドリスの縫われている口を切ればドリスが母親を止めてくれると語った。

    レイン、サラ、トレバー、ピートは地下へ行き、レインは秘密の部屋を見つけた。
    そこにはミイラ化したドリスの遺体があった、母親の霊が止めに入るも縫われた口を外すことができた。

    これでやっと終わったと安心していた一同はそれぞれ自宅へと戻るが、ピートが部屋に入るとそこにはデビーに扮したドリスがいた。

    ピートが死んだ事を聞いたレインはドリスの姉にもう一度会いに行った。
    するとドリスの姉は、ドリスが自由になった事を喜んだ。
    実は悪霊はドリスの方で、母親はドリスの復活を止めようとしていた事に気付くレイン。
    ドリスの姉はもはや何をやっても助からないと話した。

    死者の世界との繋がりを断つにはウィジャとドリスの遺体を燃やす必要があると知ったレイン。
    トレバーはレインからの連絡を受けてデビー宅へと向かうが、サラに扮したドリスに捕まり死亡する。
    2人が地下へ行くとサラがドリスの力に引きずられ口を縫われそうになるサラ。
    サラを助けるためレインはウィジャボードを始めた「私たちの心は一つ、霊魂よ来たまえ」と始める時の決まり文句を言うと、一人で遊んではダメなはずだと言ってドリスを呼んだ。
    サラを置いてレインの元へ駆け寄るドリスはプランシェットに手を置くレインの腕を掴みウィジャを終わらすために「さよなら」の位置に移動させようとした。
    レインの抵抗もこれまでかと思われたが、その時デビーが現れた。
    デビーの霊が力を貸してくれたことでウィジャを終わらす事ができないドリス。
    その間にサラが遺体を焼却炉に放り込むと、ドリスは苦しみ出した。
    レインはそのすきにウィジャボードも投げ入れ、ドリスは消えていった。

    自宅にて。
    生き残った姉妹、サラは悪霊が宿ってしまったドリスを哀れむ。
    ドリスの中にいた悪霊はどこに?といった会話のあと、レインが部屋にあったプランシェットを覗きこみ・・・エンド。

以下感想

  • ストーリー圧縮版
  • 幼馴染の突然の自殺に納得がいかず、整理がつかないレインがウィジャでデビーにコンタクトを取ろうとする。
    デビーではなくドリスという昔住んでいた少女と繋がり、母親の悪霊にウィジャをしたレイン達は狙われてる事を知る。
    地下に隠されていた少女の遺体を見つけ縫われている口の糸を外せば、ドリスが母親をなんとかしてくれると教えられ糸を外す。
    終わったかに思えたが、実はドリスが悪霊の本丸であり口の糸を外した事で悪霊を解き放ってしまう。
    デビーの霊の力を借りてなんとかレインと妹のサラはドリスを倒しましたとさ。
  • なんやかんや
  • 幼馴染が突然自殺、その原因を探るティーンエイジャー達、そしてウィジャボード(米版コックリさん)
    揃ってます、ありきたりな要素達が・・・これは大歓迎の展開。
    落ち着くと言った方が正しいかもしれない
    事件が起きて→原因を究明する→主人公達が狙われ→犯人が浮上→しかし実は犯人は別にいて→ぶっ飛ばす
    王道の安心感が半端じゃあないぜ・・・という安定感のあるホラー

    基本的に、人間関係を省いてる
    本当に関係性のみわかるような描写だけで、後はウィジャと主人公な作りなので、関係性の描写を極力薄くしてることで、サクサクっと仲間達が死んでいく事に違和感も生まれずで、無駄が省かれてテンポよく進む展開だったなと。

  • というわけで
  • 縫われた口を外したのち、なぜドリスの遺体をほったらかすのか・・・。
    この事自体を突っ込みたい訳ではなく
    話を終わらすにはほったらかすしかないという展開上の都合が優先されてるという事
    よくあるテンポ優先的な目を瞑ろうという展開、それが許せる場合と許せない場合があると。
    とどのつまり程度の問題という事なんですけども。
    実際この映画に関しては個人的には特に気にはならない程度だったと、しかしここは個々の許容の範囲によって変わってくるし・・・。
    結局、好みの作品はポジティブに捉えるし、逆もまた然り、という事なんですよね。
    大枠で好きな作品なら大体は許せてしまうのだった。

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