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Silver Nullf MoviesReview

ディープ・サンクタム

Summary

フォルメンテーラ島へと旅行に出かける五人の男女。
洞窟を見つけ探索を開始する五人だったのだが、奥へと進みすぎた彼らは帰り道がわからなくなってしまう。

Thriller

Review

2013年制作のサスペンス・スリラー映画
監督:アルフレッド・モンテーロ
脚本:アルフレッド・モンテーロハビエル・グヨン
製作:アルフレッド・モンテーロフアン・ゴルドン

洞窟に、バカが入る
そんなところからやっと始まるスペイン産パニックスリラー。
基本的にPOV(主観撮影)での進行です。
何かが出てくるみたいな事ではないのでそこは注意、出てくるのは人間の狂気です

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー

  • 端的な流れ
  • フォルメンテーラ島へと旅行に出かけるイバン(男)、カルロス(男)、ベゴ(女)、ハコ(男)、セリア(女)の五人組の男女。
    (基本的にその内の一人カルロスが撮影する映像で進行するPOV(主観撮影)手法)
    ハコが洞窟を見つけ五人は軽い気持ちで探検することにするが、奥に進みすぎて迷ってしまう。

    とりあえず入り組んだ洞窟内を右にのみひたすら進んでみることに。
    しかし出られない。
    ベゴは精神的にも体力的にも限界だった為、休息をとることに。
    寝ているとイバンがネズミに噛まれ傷を負ってしまう。
    水もないで状況でベゴは立つこともままならない状態だった。
    ハコとカルロスは2人で出口を探すも見つかる事はなかった。

    極限の状況にハコは足手まといのベゴを食べて生きながらえようと提案する。
    セリアは勿論反対した、しかしこのままでは全員が死んでしまうという状況に、カルロスはくじ引きで犠牲者を決めようと話した。
    それを聞いていたベゴはくじ引きに賛成する。
    くじ引きの結果一番弱っていたベゴが当たり(外れ)を引いてしまう。
    殺されそうになるベゴは抵抗しセリアも必死に止めるが、くじ引きで決まった事だとハコはベゴを殺した。
    カルロスは生き延びるためだとセリアにベゴを食べさそうとするが、ベゴは断固として食べる事はなかった。
    男達はベゴを糧に出口を探し回るが見つからない。
    ハコは非協力的なセリアに「次はお前だからな」と脅した。

    セリアはカルロスのカメラを拝借し暗視モードで忍び寄りイバンのライトを盗んだ。
    ハコに近付きライトを盗むが、気付かれてしまう。
    逃げようとする途中ライトを落としてしまいハコ達に追われることに。
    なんとか逃げ切ったのだが充電式ライトがなくなっている事に気付く。
    暗視モードのカメラを頼りに探すと、微動だにしないハコの前に充電式ライトが、セリアが手に取った瞬間ハコは待ってましたとばかりに殴りかかった。
    逃げるセリア、追ってくるハコ。
    セリアは小柄な女性なら通れる程度の隙間を抜けようとした時ハコに追いつかれ刺されてしまう。
    隙間を抜ける事はできたが腹部を刺されたセリアは隙間を抜ける事ができないハコを尻目に這いずりながら先へと進んだ。
    ハコの叫び声が聞こえる中、セリアは外へと出る事ができた。
    挟まって動けないハコが助けを求める声が聞こえた。
    セリアは笑みを浮かべた。
    おしまい。

以下感想

  • なんやかんや
  • 君達は一体何歳なのか
    不快感を覚えずにはいられない導入部分・・・子供のそれである
    生き残るヒロインだけはなんとかまともな匂いを醸し出しながら。
    わかりやすくバカをする面々とヒロインという、先の結末の布石というのか、お約束と言うべきか
    ただ、極限から生まれる人間の狂気、生への執着みたいなものが出てくる訳なので、その振り幅として用意された”あのバカさ”と言えるのかもしれない
    考えなしに行動する連中とした方が後々の行動の軽率さなんかも「まあこの連中だからなあ」となる効果はあるかなと思う。
    ・・・と言ってもあまりに幼稚な人物設定じゃあないかと。
    個人的には導入部分の印象は相当悪い映画。

    展開自体は遭難したらあり得るだろうなという流れで、どこかで聞いた事があるような展開ではあると思います。
    極限の状況下に置かれた人間の狂気がどうこうという部分もありますが、その環境(今回なら洞窟)へのそもそも持っている主観的な印象が重要になってくると思ったり。
    そういう意味では個人的には「出れない」「狭い」このコンボはそれだけで息苦しい設定で。
    ご都合展開なところはあるけども、緊張感はあったしスリラーしてたなと。
    ・・・洞窟入る手前からスタートでよかったんじゃないかと、もはや思う

  • というわけで
  • そもそも主観撮影手法が向いてない私
    POV(主観撮影)というのは、自然な人間らしさみたいな部分、プライベート感みたいな物を出そうとする(と思ってる)。
    そういう意味で”バカな人間”という表現はわかりやすい描写であり主観撮影向きだと言えると思ってるんです。
    しかしそもそもの話、”映画を観てる”という感覚の自分としては・・・。
    この作品に限らず”自然な姿、という演技”の違和感が常にあるんですよね。

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