SilverNullf

Silver Nullf MoviesReview

ノック・ノック

Summary

建築家のエヴァン、妻は芸術家で二人の子供と幸せに暮らしていた。
妻と子供たちは旅行に出かけ、エヴァンは家に残り仕事をすることに。
夜中家をノックする音が聞こえ扉を開けると二人の女性がいた、雨でずぶ濡れの二人はグレゴリーという人物の家を見つけることができず困っている様子だった。
見かねたエヴァンは二人を中に入れてあげた。
タオルを貸しタクシーを呼んであげたが、タクシーを待つ間にエヴァンは二人の誘惑に耐えきれず関係を持ってしまう・・・

Thriller

Review

2015年制作のスリラー映画R15+作品
監督:イーライ・ロス
脚本:イーライ・ロス
製作:イーライ・ロス
原案:アンソニー・オーヴァーマンマイケル・ロナルド・ロス
そんな感じで終わるのか・・・と。
スリラー映画なのに、緊張感がなぜか感じれない、これはなんなんだ・・・

以下ネタバレにご注意下さい。

感想へスクロール

ストーリー

  • おさらい
  • 建築家のエヴァン、妻は芸術家で二人の子供と幸せに暮らしていた。
    妻と子供たちは旅行に出かけ、エヴァンは家に残り仕事をすることに。

    夜中家をノックする音が聞こえ扉を開けると二人の女性がいた、雨でずぶ濡れの二人はグレゴリーという人物の家を見つけることができず困っている様子だった。
    見かねたエヴァンは二人を中に入れてあげた。。

    タオルを貸しタクシーを呼んであげたが、タクシーを待つ間にエヴァンは二人の誘惑に耐えきれず関係を持ってしまう。

    翌朝エヴァンが目覚めると二人は人が変わったように好き放題キッチンを荒らしていた。
    追い出そうとするものの、実は未成年だと言い出す二人に警察を呼ぶことをためらうエヴァン。
    しかしあまりの横暴にエヴァンの怒りは頂点に、一度は追い出すことに成功したかに見えたが、再び戻ってきた二人はエヴァンを殴り倒す。
    エヴァンが目覚めた時にはベットに縛り付けられ性行為を強要され、その様子を動画に撮られてしまった。

    隙をついて逃げだし黒髪美女ジェネシスに襲いかかるもフォークで痛めている肩を刺されあえなく捕まる。
    椅子に縛られたエヴァンは拷問されるも、そこへ妻カレンの仕事を手伝っているルイスがやってくる。

    ルイスはカレンの作品を必死に守ろうとした結果喘息の発作が起き、足を滑らせて死亡してしまう。
    二人はルイスの死をエヴァンがやったように偽装し、エヴァンに夜明けの処刑を宣告する。

    処刑が迫る中、銃を隠していたことがバレてしまい、そのことをきっかけに命をかけた鬼ごっこが開始されるもエヴァン・・・こける。

    捕まったエヴァンは地中に埋められ、ついに殺されると思ったエヴァンだったが実はもともと二人には殺す気はなく彼女らは撮ったエヴァンとの性行為動画をSNSにアップし去っていった。
    画面には非難のコメントが多数寄せられていた、エヴァンは削除ボタンを押そうと地中から手を伸ばした・・・が、隣の「いいね!!」ボタンを押してしまうエヴァンであった・・・

以下感想と妄想と願望と

  • 金髪ベスと黒髪ジェネシス
  • 金髪ベスはもともとの父親に対する観念が歪んでいるのか、自身が受けた性的虐待のために父親に対する観念を自己防衛的に歪ましてしまったのか。
    彼女に関しては、結果こういう人間になりましたという経緯を見せています。
    どこか純粋に世直ししてるような気でいる感じというのか・・・

    黒髪ジェネシスは背景が語られない。
    しかし特に私がこうなるに至った理由なんてないよHAHAHA!!的な純然たる混じりっけなしのサイコガールというオチが待っているということもなく・・・
    だってそれは伏線だと思うじゃないか

    とにかく二人は父親世代を探しては誘惑して今回はエヴァンが選ばれましたと。
    彼女たちの中での選定基準はおそらく特に厳しいものではなく生活環境が把握でき(SNS)父親世代で(裕福もあるかも)というところで。
    彼女らの誘惑をはねのける真の戦士いや、真の親父を探している。
    という建前の可能性もあるような気も・・・
    実は楽しんでるだけじゃないのかという。

  • つまりこの作品
  • 単純に最初に思ったのは二人には特に何のお咎めもなく終わってしまうという部分です。
    こういうのは喧嘩両成敗というところがあるから、見終わっても「まあまあまあセイセイセイ」となるんですがね。

    二人の女はつまり男という悪を成敗したようなやったったで感で帰って行く。
    しかしエヴァン自体にそこまでされる落ち度はないように描かれています、つまりいい人、いい人間であるというような。
    これは作中でもエヴァン自身が必死に言っているし、描写からも伝わります。

    といわけで・・・
    「快楽に負けるどうしようもない男を成敗するような作品にはなり得ていない」

    「二人が意気揚々と立ち去っていくという部分から見ても、悪女には裁きの鉄槌が下されるというものでもない」

    精神病質者的な人間(断言はできないですが)に狙われる男、それは突然やってくるし救いはないんだぜっという作品

    そういう話であればあるで全然いいとは思います、でもですよ。
    だとしたら薄口すぎやしないかい?と言わしてもらいたい
    二人は確かにイカれてると思います。
    ただ作中の二人がぬるいというのか狂気を感じない(主観)
    拷問も軽めでキャピキャピ部屋を荒らす程度、ルイスも自らすってんころりんで死んじゃうし。
    夜明けの処刑を宣告しておいて、散々っぱら脅しておいて、実は殺す気なんて無かったんだよでは・・・。

    決して話として破綻しているわけではないですが、小さくまとまってる感じがしました。

    黒髪ジェネシスは人格形成を垣間見せるような背景は語られることなく終わってしまうという点において、描かないのであれば・・・
    純然たる先天性サイコガール的立ち位置としてもっと無慈悲な存在でもよかったんじゃないかな・・・(願望)

  • 全体的に
  • 総じて緊迫感、緊張感がないなと思ったんですよね。
    それは二人の子供のような精神性の部分に繋がってると言えるのかなと。

    黒髪ジェネシスと金髪ベスの悪役的魅力が薄い!!(見た目は恐ろしく美人さんですがね)
    二人はお咎めなし!!で終わるのならば狂気の部分でもっと尖ってもよかったんじゃないかなと。

  • というわけで
  • あそこで「いいね!!」を押すなんてミスをやらかすかね・・・
    エヴァンという男を集約した場面なのかもしれない・・・

    個人的には、二人が作中においてお咎めなしですむのであれば、二人あるいは片方が恐ろしく容赦のない存在であって欲しかったかなと。

Top
©SilverNullf