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ゼロ・グラビティ

Summary

宇宙空間にてエクスプローラー号の修理作業中のマット・コワルスキー、シャリフ、ライアン・ストーン博士。
そんな時、ロシアが自国の衛星をミサイルで破壊し発生した破片が他の衛星を連鎖的に巻き込み破片曇となってエクスプローラー号を襲おうとしていた。
ヒューストンから知らせを受けた3人は船内へと戻ろうとするが、破片雲はそれを待ってはくれなかった・・・。

SF

Review

2013年制作のSF・サスペンス映画
監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:アルフォンソ・キュアロンホナス・キュアロン
製作:アルフォンソ・キュアロンデヴィッド・ハイマン

これぞ「ぼっち感」そして「没入感」
宇宙に放り出されるライアン・ストーン博士(女性)の成長、いやレベルアップの話。

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(長いので注意!!)

  • 流れ
  • エクスプローラー号の乗組員、コマンダー(有人宇宙船の長)のマット・コワルスキー中尉、シャリフ、そして今回初めて宇宙に来たライアン・ストーン博士(女性)は船外で修理をしていた。
    そんな時ヒューストンから、ロシアが自国の人工衛星をミサイルで破壊し、その爆破で発生した破片が時速3万2000キロで軌道を周回しているがエクスプローラー号の軌道とは重ならないと報告を受ける。
    しかしその破片が別の衛星を連鎖的に破壊し新たな破片が発生。
    ヒューストンとの通信が途絶え、その破片雲がエクスプローラー号を襲った。

    避難が間に合わずシャリフは破片に直撃され死亡。
    ストーンは飛ばされ宇宙空間を漂流してしまう、誰とも通信できない状況で恐怖に怯えながら独り漂っていると、コワルスキーとの通信が繋がる。
    試作型のジェットパックを装着していたコワルスキーは漂う彼女を捕まえ、ヒューストンとの通信が以前途絶えたままの中、2人はシャリフの遺体を回収しエクスプローラー号へと戻った。

    エクスプローラー号は壊滅的な被害状況で、船内にいた乗組員も全員死亡しており、生存者はコワルスキーとストーンの2人のみ。
    コワルスキーはISS(国際宇宙ステーション)へ向かい、ソユーズ(ロシアの有人宇宙機)で地球に帰還することに。

    ISSを目視で確認できる距離までやって来たが、避難したようで「ソユーズ1」がなかった、「ソユーズ2」は表面が損傷しており大気圏再突入は不可能だった。
    コワルスキーはジェットパックの最後の燃料を使いISSの方向に噴射した。
    勢いがつきすぎたためISSに掴まろうにも容易ではなく、2人はぶつかりながらとにかく何かに掴まろうとする。
    そんな状況の中コワルスキーとストーンをつなぐテザーのフックが外れてしまい、ストーンは放り出されそうになってしまう。
    しかしソユーズ2の損傷で開いたパラシュートのワイヤーに足が絡まりなんとか踏みとどまる。
    ストーンは放り出されそうなコワルスキーのテザーをなんとか掴んだ。
    しかし、このままでは2人とも放り出されると判断したコワルスキーはテザーのフックを外してしまう。
    コワルスキーは「無事に生還しろ」と言い流されていった。

    動揺するストーンにコワルスキーからの通信が入る。
    酸素残量のないストーンは朦朧としていた、コワルスキーはエアロックに入るように
    ソユーズ2を使い西にある中国のステーションへ行き宇宙船「神舟(シェンズー)」で大気圏再突入をするように指示をした。
    ストーンは必ず生還するとコワルスキーと約束した、彼は冗談を交えながら話し、宇宙から見たガンジス川を照らす太陽を素晴らしいと言うと、コワルスキーの声は聞こえなくなった。

    ストーンはエアロックに入り酸素を味わった。
    コワルスキーは通信システムからコワルスキーに話しかけるが、返答はなかった。
    ISS内で火災が発生し警報が鳴った、ストーンはソユーズ2に乗り込み出発しようとするが開いたパラシュートが引っかかり身動きが取れなかった。
    船外に出て切り離し作業に取り掛かる。
    その時、周回した破片雲がやってくる、その影響でパラシュートは外れ奇跡的に助かったストーンは船内へと戻った。

    いざ中国のステーションへと向かおうとメインエンジンを起動したが、動かない。
    ソユーズ2の燃料は空だった。
    ストーンはヒューストンへと通信し続けた、AM周波数で地球の何処かの通信を拾う、言葉が通じずアニンガという名前らしいその男性は楽しそうに話していた。
    ストーンは絶望し死への恐怖を言葉の通じないアニンガに語った、すると赤ん坊の泣き声が聞こえた。
    その声を聞いて亡くなった娘を思い出したストーンは娘にもうすぐ会えると言った。
    酸素の供給を止めると目を瞑った。

    するとドアを叩く音が聞こえコワルスキーが入って来た。
    中国のステーションへと向かおうとするコワルスキーに燃料がないから無理だと話すストーン。
    コワルスキーは軟着陸の逆噴射は?と尋ねストーンは着陸ならねと返す、コワルスキーは着陸も発射も同じだと言った。
    コワルスキーは諦めているストーンを励ました、ストーンが目を開けるとそこにコワルスキーはいなかった。

    幻覚のコワルスキーに励まされ、もう逃げないと決意したストーンは軟着陸時の逆噴射を利用して中国のステーションへと向かった。
    ステーションが見え、すれ違いざまに船外へと出たストーンは消火器の噴射を利用して中国のステーションへ移動することに成功した。

    ステーション内に入ると宇宙船「神舟」へと乗り込んだ。
    そしてストーンは「生きるか死ぬか、結果はどうあれ最高の旅」だと話し大気圏へ突入した。
    宇宙船「神舟」は大気圏を抜け地球へと還って来た。
    ストーンは岸へと上がると土を握りしめ空を見上げて笑った。
    おしまい。

以下感想

  • なんやかんや
  • 宇宙ビギナーのストーン博士が、宇宙ゴミのアタックによって、なんと宇宙に独り取り残されてしまう。
    一旦は諦めかけるのだが、しかしストーンはコワルスキーの幻覚に励まされ地球に還るのだった。
    絶望的すぎる・・・しかし生還する

    突如として死を意識せざるを得ない状況に身をおくことになるストーンが、絶望的だとしても逃げずに生きようと奮い立つ。
    至って単純なストーリー一人に焦点を当ててる
    わかりやすい展開と登場人物も少ないのは・・・助かる(個人的に)、は置いといても。
    地上のシーンを地球帰還後のみに絞っている、と言うのは正しくないか・・・。
    ストーンが存在している空間が常に描写されている
    なので必然的に宇宙空間のシーンが続くし、映画を観る我々が地上の姿を見られるのはライアン・ストーンが帰ってくる時だと言う事で。
    つまり・・・没入感作品なんですなー
    余計なシーンが挟まれず、「宇宙に独り残された」この環境にさぁみんなも入り込もう!!とな。

  • というわけで
  • 映像美が、良い、その技術に感嘆する私でした。
    ・・・しかしコワルスキーはカッコ良すぎた

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