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ゴーストシップ

Summary

曳航船を用いて「海上にある船の回収屋」として生計を立てている一団の元へジャック・フェリマンと名乗る男がベーリング海峡で見つけた漂流船の回収の依頼を持ちかけ、マーフィーたち6人は仕事を受けることにする。
マーフィーたちとジャックは無事巨大な外洋航路船を発見することになるのだが。

Horror

Review

2002年制作のホラー映画
監督:スティーヴ・ベック
脚本:マーク・ハンロン
製作:ロバート・ゼメキス

曳航船=タグボート:船舶なんかを押したり引いたりする船。

ゴーストシップだった。という話ではあるし、ゴーストも出てくる。
ただ、怖がらすためのゴーストというわけではなく、それがこの映画の魅力。アドベンチャー的に観れるから良い
怖さを求めてはいけないということだけは確か。

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー

  • おさらい流れ
  • 海の回収屋を生業としているマーフィーたち6人のもとへジャックが現れ、漂流船の回収を依頼する。依頼を受けることにした6人はジャックを連れて海へ。

    アントニア・グラーザ号という1962年にラブラドル沖で消息を絶った外洋航路船を発見し、
    船内を探索する中、紅一点のエップスは少女を目撃する。

    明らかに異様な船内、そして奇怪な現象にも見舞われ不安を覚えるが、そんな時金塊を発見する。
    金塊を発見した一同は船自体を連れ帰る当初の計画を変更して、金塊だけを持って引き上げることに。

    しかしタグボートのプロパンガスの栓がひとりでに開き爆発、タグボートは沈み、整備担当のサントスが死亡した。

    グラーザ号の穴を塞いで救助を待つことにした一同は夜明けまでそれぞれの時間を過ごす。
    エップスは少女の霊ケイティーと接触、少女は「悪の刻印」がある者もない者もみんなが船に捕らわれていると話した。

    一方マーフィーは船長の霊と話す。グラーザ号失踪2日前、ローレライ号という沈みかけている船から金塊と一人の男を救ったことを教えられる。
    その男の写真を見せてもらったマーフィーは驚きの表情を見せエップスのもとへと急いだ。

    道中マーフィーの前に焼けただれたサントスの霊が現れる。サントスは手のひらに刻印がついていた。
    サントスはマーフィーに幻覚を見せ、エップスを襲わせる。間一髪のところでジャック助けに入り、気絶させられたマーフィーは閉じ込められてしまう。
    仲間のグリーアは女性歌手の霊に誘惑された結果、転落死。

    夜明けを迎え、エップスと仲間2人で船の穴を塞ぐことに成功し船内の排水を開始。

    エップスは少女の霊ケイティーに1962年に何があったのかを見せてもらった。
    従業員たちが乗客を手当たり次第に殺し、金塊へとたどり着く。喜んだのもつかの間、そのうちの一人であるボーイに皆殺しにされ、そしてボーイはこのことを仕組んだと思われる女性歌手に殺された。
    そこへ全てを仕組んだと思われる男が近付いていき、女性歌手とキスを交わす。男がすっと離れるとフックが女性歌手に突き刺さる。
    男は死んだ女の手のひらを握ると刻印を焼き付けた。そしてその男はなんとジャックだった。

    空の水槽に閉じ込められていたマーフィーだったがエップスが駆けつけた時には水で満たされておりすでに溺死していた。
    マーフィーが船長の霊に見せてもらった1962年に撮影されたジャックの写真が浮いていた。

    自分たちがジャックに連れてこられた理由は船の穴を直させるためだと気付いたエップス。
    残りの仲間マンダーとダッジも死に、エップスとジャックの2人だけになる。
    ジャックはサタンの使いであり、この船を使って魂をため、そして回収していると話した。
    エップスは船を爆破しようとスイッチを押そうとするがジャックに阻まれる、格闘の末スイッチを押すことに成功し船は爆発し崩壊する。

    少女の霊の導きもあり、なんとか脱出することができたエップス。海面へと上がるエップスの周りには無数の解き放たれた霊の姿があった。

    エップスは一人海を漂っていたところを通りがかった船に救われた。
    港で救急車に乗っていたエップス、外では荷物を船へと運ぶ従業員たちがいた、そしてそこには船に乗り込むジャックの姿もあった。

以下感想

  • なんやかんや
  • 突っ込むのは野暮なのかもしれないけども。

    グラーザ号が消息を断つ2日前、ローレライ号という船を救助した。そしてローレライ号の唯一の生存者であるジャックと金塊がグラーザ号へ・・・。
    そもそも大量の銃が準備されていたのはなぜ?why?という疑問
    銃がしっかり用意されていたということは、殺戮の実行犯である従業員たちはそもそも最初から金塊が来る前提で用意していたと考えるべきで、つまりジャックは女性歌手に「遭難したふりして金塊持ち込む」的なことを伝えて準備させていたと。
    これが正しいのかどうかはわからないけど、観ている段階では「なぜ大量の銃を用意できてるの?」が引っかかる。

    ジャックが最初からグラーザ号に乗っていて、大量の銃の描写なら何の疑問もなかったわけだけども・・・・無駄な複雑さというのか。
    とにかく言いたいのは、こういう「引っかかり」みたいなものは邪魔でしかない。ということ、何回観ても気になる。

    『冒険』と『ホラー』要素で出来上がっている映画であり、「夢のある何かを見つけに行く」というような「くすぐる要素」がそもそも備わっている分、ホラーが良い装飾になっているという印象。

    有るか無いかわからないものを探しに行き→発見→探索し→お宝を見つけ→邪魔が入る。「下地が王道」である
    冒険というと大仰かもしれないけども、「万人が受け入れやすい掴み」が軸にあるホラー。つまり環境がホラーめいている(ゴーストシップ)というだけのことであり、インディージョーンズ的なものにホラー要素が乗っかっている映画といっても良いかもしれない。

  • というわけで
  • 昔、日曜の昼間とかにやってた映画を思い出す感覚・・・という主観すぎる感想
    アクションがあるというわけではないけど、探検的な、冒険的なものは引き込む強さがそもそもあり、かつホラー色が薄いことでより観やすさが増してるのは間違いない。
    ゴーストシップにホラーを求めてはいけない

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