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フェイシズ

Summary

教師であるアンナは友人たちと飲んだ帰り道、世間では「涙のジャック」と呼ばれている連続殺人鬼の犯行現場を目撃してしまい、犯人に追い詰められ橋から落ち後頭部を強打し川に落ちてしまう。
1週間後病院の一室で目覚めるアンナ、友人達と彼氏のブライスは安堵したが、アンナの目に写る彼らは全くの別人だった。

Suspense

Review

2011年制作のサスペンス映画PG12作品
監督:ジュリアン・マニャ
脚本:ジュリアン・マニャ
製作:ジーン=チャールズ・レヴィ

相貌失認という人の顔を判別できなくなる珍しい症状に陥ってしまった連続殺人事件の目撃者である主人公アンナが巻き込まれる事件の部分と、相貌失認によって生じた環境の変化への葛藤の部分の2つのパートで構成されてる作品。
相貌失認のアンナという部分に焦点を当てている分、サスペンス色というか事件色は薄まっている気がする。
主人公になんとも好感を持てないという問題がありはしないかと。

以下ネタバレにご注意下さい。

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    ストーリー

  • ざっくり流れ
  • 教師であるアンナは殺人事件を目撃したことで犯人に追われ橋から転落、生死を彷徨い目覚めると人の顔を認識できない相貌失認に。
    シリアルキラーである「涙のジャック」から逃げのびたが、顔を認識できないため犯人の影に怯えることになる。

    相貌失認になってからというもの全てがうまくいかなくなってしまったアンナは精神科医の助けを借りて相貌失認との付き合い方を学ぶ。
    個人を識別する方法を学び、また殺人鬼に怯えることに嫌気したアンナは捜査協力するために警察署に赴いた。
    アンナはなぜか刑事ケレストの顔だけは認識することができた。
    プロファイラーのラニヨンとケレストと共に面通しをしてみるが成果はなかった。

    彼氏のブライスに相貌失認は治ったと嘘をついていたアンナは親友とブライスと共にクラブへ。
    そこで別の男性と間違えたことで嘘がバレてしまいブライスは怒って帰ってしまう。
    大勢がダンスに興じる中親友の一人が「涙のジャック」に殺されてしまう。

    ブライスが犯人の可能性が浮上し、ケレストはアンナを安全な場所へと自身の地元に連れて行く。
    2人は男女の関係になり、朝ケレストは髭を剃った。
    ケレストがアンナを起こす、アンナの目の前には見知らぬ人物がいた、ケレストは特別な存在という訳ではなく認識できていたのは髭という特徴からだということがわかった。

    ブライスが犯人ではないことがわかり、戻った2人、アンナはブライスに呼び出され会いに行く。
    実際は犯人であるラニヨンが仕掛けた罠で、ブライスは殺されラニヨンはブライスのふりをしてアンナの前へ。
    罠であると気づいたアンナは逃げ、ブライスに会いに行くという伝言を聞いたケレストも駆けつけるが、ラニヨンとケレストは同じ格好をしているためどちらかわからないアンナ。
    しかしラニヨンに頭突きをもらい鼻血を出していたケレストはその鼻血を利用して髭を作った、それをみたアンナは判別が可能になりラニヨンは撃たれる。
    銃を取り上げようとしたケレストにラニヨンは抵抗し、もみ合った末2人は死亡する。
    アンナはケレストの地元の島で教師をしながらケレストとの間に授かった子供と幸せに暮らす。

    ここから感想

  • この作品の相貌失認
  • 作品の都合上、顔というより体格まで変わってしまってるので、実際の相貌失認で個人の識別のための重要な部分であろう声や体格といった部分を無視してしまっている。
    もはや相貌失認を別の何かにしてしまっているような気がしますが。
  • 主人公アンナの好感度
  • 彼氏に相貌失認は治ったと嘘をついていたアンナだが、彼氏にそれがバレてしまう。
    彼氏が怒ってその場を後にしたが最後、そこからあれよあれよとで刑事ケレストさんと恋仲に。
    う、嘘だろ?
    ここがやはり結論ありきの話の持っていきかたで、唐突に男を乗り換える主人公にしか見えない・・・

    恋は突然にやってくるのかもしれませんがね、この作品にはいらなかったと思うんです、少なくともそれまでは彼氏との関係性は良好に描かれていたわけで・・・この部分がなければこの作品の印象はかなり変わっていたかもしれない
    それぐらい自分にとっては違和感でした。

    そして刑事ケレストが殉職するシーン、雨で血のヒゲが流されて別人の顔になった刑事を置いて歩き出すアンナ。
    せめて場面切り替わるまでは寄り添ったままで頼むよ・・・

  • 全体的に
  • 相貌失認という設定は面白いし魅力的な題材だと思います。
    ただ相貌失認をものすごく都合よく捉えているというか・・・相貌失認のアンナにかなりの重点を置いているにもかかわらず相貌失認が雑になってしまっている。
    それならばサスペンス色を強くしてくれてもよかったんじゃないかと・・・
    ストーリー自体がそこまでひどいというわけでもないと思ってますが、相貌失認と事件のバランスが中途半端で結果的にどっちも薄味になってしまった作品に思えます。
  • というわけで
  • 自分の中で相貌失認のシリアルキラーもの!!てことで、事件によったサスペンス色の強いものだと期待(妄想)しすぎていたのも問題ありだなと散々書いた後に言ってみますが・・・
    犯人のラニヨンの背景とか狂気が見たかったとまだ言ってみる。

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