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エクソシスト(ディレクターズカット版)

Summary

女優のクリス・マクニールは映画の撮影のためにジョージタウンに家を借り、娘のリーガンと生活していた、
ある時から娘の様子がおかしいことに気がつくクリスは、病院に連れていくも治る様子もなく医者も匙を投げる、
リーガンの常軌を逸した行動に、藁をもすがる思いでクリスはカラス神父に悪魔祓いを依頼する。

Horror

通常盤との違いについて

ディレクターズカット版は15分程度シーンが追加されています
有名なリーガンがブリッジ歩きするシーンが一部追加
ラストシーンのキンダーマン刑事とダイアー神父とのやりとり、など。

続編について

エクシシスト2は監督ジョン・ブアマンエクソシストの続編作品を映画オリジナルで制作。
この2に関しては原作者のブラッティは関わっておらずこの作品の出来に不満を持ち正当な続編として、エクソシスト3ウィリアム・ピーター・ブラッティ自身が監督・脚本・製作をつとめエクソシストの正当な完結編として制作。

まとめ

  • エクソシスト
  • 監督ウィリアム・フリードキン
  • エクソシスト2
  • 監督ジョン・ブアマン(映画オリジナルの続編)
  • エクソシスト3
  • 監督脚本ウィリアム・ピーター・ブラッティ(原作者の考える正当な完結編)

Review

1973年制作のホラー映画
監督:ウィリアム・フリードキン
脚本:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
製作:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
原作:ウィリアム・ピーター・ブラッティ

リーガン役リンダ・ブレアの演技はいろんな意味で恐ろしい子・・・でしたね。
序盤のリーガンと悪魔憑き後のリーガンの振れ幅、この演出の効果たるや山の如しです。
音楽も言わずもがなですし、エクソシスト系作品の原点であり金字塔。

以下ネタバレにご注意下さい。

以下感想などなど

  • 前半部分の過程
  • まず安直に悪魔憑きと飛びつかずに丁寧に過程を描いているという印象を最初に感じましたかね、医者にこれも違うあれも違うと検査される様に加えリーガンの変化の様は、藁にもすがる思いでカラス神父に悪魔祓いを懇願するクリス私を納得させるだけの十分な過程を辿ってくれた・・・サンクス
  • 十字架
  • 十字架がリーガンのベットの枕元にあり誰が置いたのか探しますが、使用人のカールに尋ねた時すぐに否定せずに話題を変えようとします。
    カールに対して差別的だった映画監督がまず嫌いである、そして十字架を置きに来たからこそ映画監督は殺されるに至ったと考えてリーガンを守るための行動として映画監督が来たことは奥様であるクリスには隠したといったところですかね。
    このシーンの前後を映画監督の死亡についての捜査の描写で挟んでいるところから見ても、十字架を置いたのは映画監督だということを示唆しているだろうということで。
  • エクソシストの存在
  • カラス神父が悪魔に対して水道水を聖水だと言ってかけた時悪魔は苦しんでいました。
    悪魔は嘘つきだと、意味のある嘘も意味のない嘘もつく、それが悪魔だ!!
    この部分を悪魔の遊びと捉えるとするならば、人間の考える悪魔に対抗する手段なんて無駄無駄無駄ぁ!!、とまあこんな風に考ることができるのではないかと。

    そして、メリン神父は悪魔祓い半ばで力尽きてしまいますが、結局この部分が、メリン神父が生きていれば悪魔祓いは完了していたのか?悪魔はメリン神父を本当に脅威に感じていたのかどうかという疑問につながっていき、そしてそれは何よりも恐ろしい、信じたくない真実なのかもしれないという話な訳ですな。

  • サブリミナル?
  • 余談ですが、サブリミナル効果を狙った悪魔の画像の挿入の話がありますけども・・・君は本当にサブリミナル君なのかい?
    自分の中のサブリミナルはなんか視認できないレベルで潜在意識下に刷り込むといった感じなんですが、この作品に挿入されるサブリミナル効果なるものは意識できてしまっているじゃあないかあ、あの演出は個人的には興が削がれる気がする・・・
  • というわけで
  • 悪魔が憑いたリーガンが怖いという部分ももちろんありますが、神に仕えている、神を信じるということが実は一方的なもので、悪魔という存在を前にした時エクソシストは無力な人間でしかないのではないかもしれないと。
    これが全くの無意味な行為だったとしたら・・・こんな恐ろしいことはない(ガクブル)
    この部分が何よりの恐怖なのかもしれない映画。

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