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デビル

Summary

ある日男がビルから飛び降り自殺した、そのビルにいた5人の男女がエレベーターに乗り合わせた。
エレベーターは上がっていくが途中で停止してしまう、警備室からの声は聞こえるが、エレベーターから警備室へは音声が通じていなかった。
一度ブレーカーを落とし入れ直すも動かない。
しばらくするとエレベーター内の電気が完全に消えて、再びついた時女性の背中には切り傷ができていた。
犯人はこの5人の中にいる、一体誰がやったのか、5人は徐々に疑心暗鬼に陥っていく。

Horror

Review

2010年制作のホラー映画
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
脚本:ブライアン・ネルソン
製作:M・ナイト・シャマラン
原案:M・ナイト・シャマラン

「運命」がテーマの映画なのかなという印象の映画。

エレベーター内で疑心暗鬼なんて、ねえ・・・。
怖い、というような作品ではないかなと個人的には思いますが。

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(長いので注意!!)

  • 自殺は始まり
  • 「悪魔は時に人の姿で現れ罪人を罰し魂を奪うという・自殺騒ぎが悪魔の訪れを告げる」

    ビルの35階から飛び降り自殺をした男がいた。
    担当する刑事ボーデンは、家族を殺された過去がありその影響で酒の問題を抱えていたが断酒し復帰した、明日で断酒90日になるところだった。
    そのビルのエレベーターで5人の男女が乗り合わせる、するとエレベーターは急に停止した。
    監視室でエレベーターが止まっていることを確認した警備員は、機械室まで行って確認するように整備員に頼んだ。
    警備員はエレベータの乗客に無線で話しかける。
    監視室からの声は聞こえているようだったが、エレベータ内からの声は警備室には聞こえなかった。

  • 密室の暗闇
  • 整備員は機械室に着いたが異常は見られなかった、一度電源を落としリセットすことにした。
    エレベーター内は一度電気が消え・・・再びついたが、状況が良くなることはなかった、それどころか白人女性は尻を触られたと訴え、空気は悪くなる一方だった。
    再び電気が消え・・・そして電気がついた時白人女性は倒れ込んでいた。
    助け起こすと彼女は背中から血を流していた、その傷は咬み傷のようだった。
    マットレスのセールスマンの手には血がついており、4人に疑われるが彼自身は否定した。
    監視室から傷を確認した警備員は警察を呼ぶことにした。
  • 奇遇
  • 無線で傷害事件発生の連絡が入るボーデン、場所は同じビルだった、「奇遇」だとボーデンが向かうことになった。
    その時警備室では警備員ラミレスが監視カメラに何かが映ったのを発見した、そこには顔のようなものが映っていた。
  • 捜査開始
  • ボーデンが監視室に到着し、警備員から事の経緯を説明される。
    監視カメラに免許証を提示してもらい身元を確認しようとしたが、画質の問題で文字を読み取ることができなかった。
    ボーデンは来客リストから訪問先に来ていない人間を捜すように指示した。
    一方エレベーター内ではまた電気が消えた・・・再びついた時にはマットレスのセールスマンは首に鏡の破片が刺さっていた。
    ラミレスはロビーに走りボーデンたちを呼んだ、戻った頃にはマットレスのセールスマンの男は死んでいた。
    ラミレスは乗客の中の1人が悪魔だと興奮気味に訴えたが、もちろん聞き入れてもらえず集中しろと叱責された。
  • 情報
  • 5人の乗客の中で最初に情報が入ったのは、このビルの派遣警備員ベンだった、男をバットで殴り意識不明にさせていた人物であることがわかった。

    ボーデンマットレスのセールスマンの上着から見えていた手紙を監視カメラに写すように指示を出した、ビンス・マコーミックと書いてあり、差出人は商事改善協会このビルの35階にあることがわかりボーデンは35階に向かった。
    35階の自殺者の部屋によると、遺書を見せられ、文の最後に「悪魔の足音が聞こえる」と書いてあった。

    一方エレベーターの外では消防隊が到着し救出に向けて作業が開始される。

    エレベーター内では白人男性が故障の原因を調べようと天井裏に登ろうとしていたが、白人女性が突然、彼は逃げる気だと叫び出し、慌てて派遣警備員ベンは彼を引き摺り下ろした。

    35階ではボーデンがビンスについての話を聞いていた、彼は3年前投資詐欺を行い大勢が財産を失い自殺者も出ていたことがわかった。

  • 罪人を救おうとすると死ぬ
  • 5人がエレベーターに乗った時から監視映像を確認した、すると白人女性サラは尻を触られていないのに触られているふりをしていた。
    整備員は真上から直接エレベーターに行こうと吊るされた状態で下へ移動していたが、途中で転落し止まっているエレベーターに落下し死亡してしまう。
    ボーデンは事態の悪化に壁を壊して救出することに決めた。
  • 「J・コウスキー」
  • 引き続きエレベーター内の人間を調べていく、来客リストで訪問先に来ていないものは「J・コウスキー」ジェーン・コウスキーは年配の女性だと判断した。
    ビルに入ってからの監視カメラ映像を確認すると年配の女性ジェーンは泥棒であることがわかった。

    ベンは暴力男、ビンスは詐欺師、サラは嘘つき、ジェーンは泥棒、残るは白人男性のみ。

  • 次々に
  • 監視カメラを確認していると画像が乱れ全員が血だらけで死んでいる姿が一瞬見えた、ボーデン
    残る一人の男は監視カメラでは入り口でバッグを持っていたが、現在は持っていなかった、調べに向かおうとするボーデン。
    しかしその時エレベーター内の電気がまたも消えようとしていた、監視映像に戻る、エレベーター内は真っ暗になった、ベンがマッチを擦ると後ろには何かがいた、マッチが消える・・・明かりが着くとジェーンが首を吊っていた。
  • 殺人?悪魔?
  • ボーデンはビルを封鎖し、ロビーに人を集めることにした、消防隊の要請で地下の配管の元栓を止めに警備員が一人向かった、ボーデンとラミレスは2人で監視映像を見つめる、ラミレスは彼らは集められたと言い、ボーデンはたまたまだと言った。
    ラミレスは理由があって悪魔は我々に見せていると言った。

    その頃封鎖されたビルの中に入ろうとして止められる首にタトゥーをいれた女性がいた。

  • 怪しい男
  • ボーデンは一階に降り、情報が出てこない白人男性が持っていたバッグを探す、トイレの洗面台の下にあったバッグの中身は数々の工具類だった。
    監視室では一人残されたラミレスが無線を使いエレベーター内に祈りを捧げていた、残された3人、ベン謎の男はお互いを犯人だと思い取っ組み合いを始める。
    そこへボーデンが帰ってくる、3人に壁に手を突くよう支持する。
    ボーデンは仮の話としてラミレスの悪魔話の結末を聞いた、ラミレスは全員死ぬと答えた。
  • ただの嘘つきじゃない
  • すると新たな情報が入ってくる、サラにも前科があった、既婚男性を恐喝、ただ名家のキャラウェイ家に嫁いだことで逮捕は免れていた。
    ボーデンはロビーに降りてサラの訪問先の弁護士を見つける、弁護士の情報からサラの夫を呼んだが、後で連絡するとのことだった。

    その時地下に配管の元栓を止めに行っていた警備員は感電して焼け焦げた状態でロビーに自力で上がって来た。

    タトゥーの女性は隙をみてビル内に入ることに成功した。

  • 偽装殺人?
  • 離婚する気のサラを夫は殺す動機があると踏む、このビルの警備はサラの夫が経営する警備会社であった、そしてエレベーターに乗っている暴行男ベンもキャラウェイ警備の人間だった。
    つまり本当の目的はサラだが、それをわからなくするために連続殺人を偽装しているとボーデンは考えた。
  • 外れる推理
  • その時またエレベーター内の電気が消えた、ボーデンは携帯を電灯がわりに使えと指示をする3人とも指示に従うが、3人同時に手にあった携帯電話が飛ばされてしまい真っ暗になる・・・電気がつくとベンの首は反対を向いていた。
    エレベーター内ではサラ謎の男がお互いを犯人と思い割れたガラスを拾う。
    ボーデンの推理は外れ、ラミレスに悪魔だったとしたらどうすれば救えるかを問う、ラミレスは彼らに自分の真の姿を認めさせろと、自分を偽る嘘が悪魔を呼ぶと教えた。
    それを聞いたボーデンはエレベーターの2人に自身が半年前連続飲酒で死にかけた話をした、酒に走ったのは自分の責任と認め生還することができたと。
    持っているガラスを置けとボーデンは言った。
    2人ともガラスを置いた、かに見えたがサラは後ろのポケットにもう一つのガラスを隠し持っていた。
  • 白人男性の正体
  • その時乗客を知っているという人物がいると報告があり通せと言うボーデン、がその時エレベータの電気が消えそうになる、消防隊に急がせるが、電気は消えた。
    ・・・電気がつくとそこには首にガラスが刺さったサラがいた、謎の男は監視カメラを見上げた。
    監視室に通されタトゥーの女性は画面を見てトニーと呟いた、彼女は彼の婚約者で工具は面接の前に預かるはずだったが遅れてしまったと言う、謎の男の名前はトニー・ジェン・コウスキー
    来客リストに記載されていた「J・コウスキー」をジェーンの名前だと勘違いしていたが本当はトニーのサインだった。
  • 悪魔
  • サラを助けようとするトニーの後ろから真っ黒な目のジェーンが起き上がった、「覚悟はいい?トニー」
    トニーは自分が昔起こした事故を思い出していた、飲酒の末に母子が乗っている車にぶつかり2人を置いて逃げたという内容だった。
    トニーはサラの代わりに自分を連れて行けと言った、あの時逃げるべきじゃなかったと。
    ジェーンはエレベーターを落として途中で止める、その時落下して死亡した整備員のトランシーバーが落ちてきた。
    ジェーンは「善人面か?」「自分の罪を償えるとでも?」「許されると?」と言う。
    トニーは落ちてきたトランシーバーで刑事に飲酒運転の末母子を殺し逃げたことを自白した。

    サラは息を引き取った。
    ジェーンは沈黙の後「残念だ」「奪いたかったのに」と言った。
    ビル全体の電源が落ち真っ暗になった・・・電気がつき消防隊がエレベーターを開けるとそこにはもうジェーンの姿はなかった。

  • 運命
  • ボーデントニーを自分が連行すると言って車に乗せた、連行の最中ボーデンは「ひいたのは俺の家族だと」教えた。
    「5年間何を言い」「何をするか考えていた」と。
    黙って聞くトニー。
    そしてボーデンは言った「お前を許す」と。
    -END-

以下感想

  • なんやかんや
  • ボーデンのために悪魔を呼んだ神の話なんじゃないのかと。
    酒から立ち直ったボーデンに救いがやってくる、人智を超えた流れがあるというのかね、神の配剤映画なんじゃないかと。

    どうでもいいんだけど気になったのが、おそらくサラが悪魔なんじゃないの?とミスリードさせるための流れだろうと思うんだけども。
    サラ・・・トニーに対する態度・・・どうした?
    生理的に無理なやつかな?
    ここが一番イライラするところなので、根拠というか理由付けが欲しかったかなーなんて思ったりしましたが。

  • というわけで
  • 舞台設定の範囲狭すーぎー
    どうしても設定された範囲が狭すぎるんでね、この設定自体は新鮮で良いとは思いますけども、悪魔の存在はまあその中の誰かなんだろうというところになってくるので、インパクトには欠ける感じ?尻窄み感?はあるかなと。

    だから悪魔云々じゃなくて、全ては神の手の平という映画としてみるべきなのかも。

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