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キャリー(2013)

Summary

地味で冴えない女子高生キャリーは学校で笑い者にされていた。
ある時授業終わりにシャワーを浴びていたキャリーは初潮を迎えるが、狂信的なキリスト教信者である母親は生理を「神がイヴにかけた呪い」と曲解していたためキャリーにそういった教育を行なっていなかった。
突然の出血にパニックに陥りクラスメートに助けを求めるキャリーを見た女子達は面白がり、生理用品を投げつけその様子を動画に撮った。
その場を納めた体育教師に生理についてレクチャーを受けたキャリー。
キャリーはその頃から自身に不思議な力が備わったことに気付く。

Thriller

Review

2013年制作のホラー映画PG12作品
監督:キンバリー・ピアース
脚本:ロバート・アギーレ=サカサ
製作:ケヴィン・ミッシャー
原作:スティーヴン・キング

スティーヴン・キング大先生の1974年の同名小説を原作として3度目の映画化である今作は、原作を基に一から作り直したリブート作品であるということで。

子供の環境は大事だね作品。
アメリカ人はほんと性格悪そうな顔のティーンエイジャー役を探すのがうまいですよ・・・いやほんとに。

登場人物
  • キャリー
  • 本作の主人公、内向的な少女で学校では変人扱いを受けている
  • マーガレット
  • 狂信的なキリスト教徒、キャリーの母親
  • リタ
  • 体育教師、キャリーを気にかける
  • スー
  • クリスのグループに属している長身美女
  • トミー
  • 心やさしき人気者、スーの彼氏
  • クリス
  • いじめっ子グループのリーダー的存在

以下ネタバレにご注意下さい。

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ストーリー(長いので注意!!)

  • キャリー
  • キャリーは地味で消極的な17歳、変わり者としてのポジションを意図したものではないが確立していた。
    ある日体育の授業後シャワーを浴びていたキャリーは初潮を迎える、狂信的なキリスト教徒の母親マーガレットに女手一つで育てられた彼女は月経についての教育を全く受けておらず、突然の出血やお腹の痛みにパニックを起こした。
    クラスメートに助けを求めるキャリーだったが、クラスメートは生理にパニックを起こしたキャリーを面白がり、生理用品をみんなで投げつけその姿を動画に撮った。
    そこへ体育教師であるリタが入ってくる、クラスメート達を外に出しパニック状態のキャリーを落ち着かせた。
    リタはキャリーが生理を知らないことに驚いたが、優しく説明してあげた。
    母親へ連絡すると聞いたキャリーは興奮気味に拒否した、するとひとりでにウォーターサーバーが壊れた。
  • 狂信者
  • 結局マーガレットを呼ばれて自宅に帰る二人、キャリーは生理についてなぜ教えてくれなかったのかと詰め寄った。
    マーガレットは「神がイヴにかけた呪いが生理」だと言った、初潮は欲望の証だと。
    聖書を曲解しているマーガレットに反論するキャリーだったが、階段下の小部屋に無理やり入れられ祈り許しを請えと閉じ込められた。
    キャリーは興奮してマーガレットに悪態をつくと、扉には亀裂が走り、キリストの磔刑の像からは血のようなものが滴った。
  • クリスの悪意
  • スーキャリーに対してみんなと一緒に生理用品を投げつけたことを後悔していた、彼氏のトミーはキャリーに謝るべきだと諭した。
    一方主犯格クリスは彼氏と友人と共に、動画に撮ったキャリーのあられもない姿で生理用品を投げつけられる姿をネットにアップした。
  • 自業自得のクリス
  • 体育の授業中、リタはプロムが間近に迫っている話を前置きとしてした上で、昨日の行為だけに収まらず動画をネットに流したことに怒りをあらわにした、誰が動画を撮ったのかを話す様子のない生徒達に罰としてランニングを課す、走らない人間は停学つまりはプロムは欠席だと。
    最初は渋々走っていたクリスだったが虐待だと言い出し停学となる、仲間を引き入れようと自分についてくるよう促すがクリス以外の生徒はリタの指示通り走った。
  • 確信する能力
  • 一方体育を休んでいいと言われていたキャリーは学校内で好奇の目にさらされていた、彼女はたまらずトイレに逃げ込んだ。
    洗面台の前に立ち鏡を見つめるキャリー、すると鏡にはヒビが入りそして割れた、超能力が使えると確信したキャリーは自身の力に思わず笑みがこぼれた。

    図書室で慣れないパソコンを使い超能力について調べ訓練を始めるキャリー。
    一方停学となったクリスは父親とともにリタのした行為は不当だと校長に訴えた、キャリーの件に関しても娘を信じていると言う父親は証拠はあるのかと聞いた、リタはクリスの携帯を確認して動画がなかったら謝罪してプロムへの出席も認めると言った。
    父親は携帯を見せるように促す、クリスは携帯を見せることを拒否しその場を後にした。

  • クリスとスーの亀裂
  • プロムへの出席が叶わなくなったクリスは仲間の元へ行き裏切りを責めた、スーは罰を受けて当然のことをしたと突き放す。
    一緒になってバカにしてきたはずのスーの態度に、自分のプロムのために心変わりした卑怯者だと罵った。
  • プロム
  • 次の日スートミーの元へいき、プロムにはキャリーと行ってあげてほしいとお願いをした。
    馬鹿げていると言うトミーだったが償いたいと言うスーの決意は固く、キャリーを誘ってみることに。
    超能力について目下勉強中のキャリーの元へイケてる男子トミーがやってくる、警戒するキャリーにトミーはプロムへ行こうと誘う、キャリーは一言も発さず食堂を出た。
    追いかけてくるトミーにからかわないでと言い更衣室へ逃げ込んだ。
  • 疑心
  • 更衣室で泣いているとリタがやってきた、トミーにプロムに誘われたことがワナだと考えているキャリー、リタは本気かもしれないと励ました。
    励ましたもののスーの彼氏である人気者トミーに誘われたことに、からかっている可能性も考え2人の元へ。
    2人は悪ふざけしているわけではないとリタの疑いを否定した。
  • 今一度のチャレンジ
  • キャリーが自宅に着こうかというとき家の前に止まっていた車からトミーが出てきた、スーにもう一度誘えと言われたトミーは再度チャレンジに訪れた、粘るトミーに純粋に嬉しい気持ちと、帰ってきた母親と鉢合わせることだけは避けたい気持ちも相まって誘いを受けた。
    プロムに着ていくドレスの生地を買って帰ってきたキャリーはプロムにいくことを伝えた、もちろんこのマーガレットが許すはずもなく小部屋で神に許しを請うよう言った、キャリーが拒否した瞬間部屋にあった全ての家具が浮き上がった。
    怯えている母親を念力で無理やり立たせると、悪魔の呪いだと言い神に祈るマーガレットにキャリーはプロムには行くと強く言った。
  • 救えない子クリス
  • クリスは彼氏とその仲間と共に養豚場に侵入し、豚を撲殺し血を抜いた。
    プロムが行われる会場に向かいバケツいっぱいに入った豚の血をプロムクイーンが立つ真上に仕掛けた。
  • いざプロムへ
  • プロム当日キャリーはドレスを完成させた、マーガレットはドレスの色が赤(実際はピンク)であることや胸の谷間を指摘し、ドレスを焼いてお祈りをしようと提案する、無論却下される。
    マーガレットは気持ちの変わらない娘をみて自分の顔を自ら叩き出すが、念力で止めれる。
    トミーが迎えにやってきた、マーガレットは最後の手段として脅しにかかるが念力によって小部屋に閉じ込められ口を塞がれた。
    2人はリムジンに乗りプロム会場に到着した、キャリーはリタと笑顔で談笑し、トミーとダンスを踊った、そこにいるキャリーは地味で消極的な変わり者ではなかった。
    クリスと彼氏は仲間の手引きで侵入し壇上の真上にスタンバイする。

    キング&クイーンを決める投票が開始される。
    クリスの取り巻きの協力もあり、プロムクイーンの座はキャリーに決まるように画策していた。
    クリスはスーにキャリーに何かが起こると暗に示すメッセージを送る、スーは家を飛び出しプロム会場に向かった。
    スーが会場に着いた時トミーとキャリーはキングとクイーンに選ばれた。

  • 壇上に上がり祝福を受ける2人、スーは真上のバケツに気がついて止めようとするのだが、リタは2人の邪魔をしないでと会場から追い出してしまう。
    その時真上から豚の血がキャリーに降りかかった。
    真っ赤に染まったキャリーに会場は沈黙、トミーは激怒した、スクリーンには更衣室でのキャリーの動画が流される、会場全体が嘲笑の空気を帯びた。
    キャリーは少し前に立ちクラスメート達の悪意に満ちた笑顔を見た。
  • キャリーの暴走
  • トミーはその場に突っ立っていた、真上には空になったバケツ、絡まったロープが解けバケツはトミーの頭へ直撃した。
    トミーはそのまま倒れ起き上がることはなかった。
    キャリーは動かなくなったトミーの姿を見て我を忘れた、怒りに燃えるキャリーは会場にいる人間を吹き飛ばし、扉を閉めクリスの仲間達を次々と殺していく。
    会場は火の海となり、一向に怒りは治らないキャリーだったが、リタだけは比較的安全な場所へ投げ飛ばした。
    外へ出たキャリーは車で逃げようとしているクリスと彼氏を発見し追った、地面を割り道路を陥没させた、引き返そうとすると前にはキャリーが。
    クリスは轢き殺してと彼氏に頼んだ、彼氏はキャリーに向かってアクセルを踏み突っ込んだが、彼女の念力の壁に正面衝突する。
    クリスは生き残りキャリーに向かってアクセルを踏むが、キャリーの念力の前には無意味な行為だった。
    クリスはフロントガラスに顔をめり込ませ、ガソリンスタンドの爆発に飲み込まれた。
  • キャリーとマーガレット
  • キャリーは我に帰り自宅に戻った、マーガレットの姿は見えない、キャリーはバスルームで自分のしたことを後悔した。
    血を洗い流し廊下に出るとマーガレットがいた、キャリーは母親の言う通りだったと謝った。
    マーガレットはレイプされて身ごもったキャリーを産んだ時殺そうとしたができなかったと、心から愛していたからと優しく話した。
    2人は神に祈ろうと跪いた、祈るキャリーにマーガレットは包丁を突き立てた。

    念力によって吹き飛ばし逃げようとするキャリー、娘を殺そうとするマーガレット、キャリーは念力で部屋中の刃物を浮かべ母親を刺した。
    壁に張り付いたその姿はキリストの磔刑のようだった。
    マーガレットはまだ息があった、キャリーは刺さった刃物を抜き膝に寝かせ母親を見送った。

  • 幕引き
  • そこへスーがやってきた、スーは力になりたいと言い謝った、母親を殺し絶望しているキャリー、家は崩れ始める。
    スーが逃げようとキャリーに手を伸ばした、キャリーはスーが子供を身ごもっていることを感じ取る、女の子だと教えた。
    スーはトミーとの間の子を身ごもったことを知った。
    キャリーは崩れる家から念力でスーを外へ逃がした。
    崩れる家の中でキャリーは母親にキスをし、瓦礫の中に埋もれていった。

    その後・・・。
    裁判でスーはキャリーを超能力が使えたが、いたって普通の子であり、その彼女を私たちが追い詰め彼女を壊してしまったと証言した。
    スーは地獄へ行けと落書きされたキャリーの墓に白いバラを供えた。
    おしまい。

以下感想

  • キャリーとかスーとか
  • おい、キャリーをいじめるんじゃないよ
    という気持ちにさせる映画になっているのは間違いない、可愛いもんね。
    守りたいその笑顔というところに置いては完璧な人選ですわ

    母親の歪んだ宗教観と娘への愛情、そんな母親を愛する娘、ここら辺はよかったと思うんです、思うんですが。
    プロムに連れていくことが罪滅ぼしという論理が全くもって理解できない
    スーのこの元凶であると言える自己満足、キャリーがプロムに行った後の気持ちもトミーの気持ちも全く考えていない驚愕の愚行、これが一番悪意に満ちてるんじゃないかと思わずにはいられなくて・・・誰か咎めるセリフちょーだい
    スーが最後まで生き残るということを考えると、もうちょっとなんかやりようがあるんじゃないかなと。
    なんか引っかかる存在だった。

  • というわけで
  • うだうだと言いましたが、結果的にキャリーとトミーが際立つ作りになってるので、これはこれでありなのかも。

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