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ブラック経営あるあるな話【家族で飲食店経営編】

飲食業は、そもそもブラックなのが常態化していると言える業種です。
飲食店で社員として働いたことのある方ならば、ブラックな実態を聞いても「それ、普通じゃない?ハナホジ」と感じたりすることも多いのではないでしょうか。
今回は、家族経営の飲食店のブラックさを主観爆発でお届けします。

夫婦でやっている

これが一番厄介で、ブラックな個人経営飲食の慣例とでも言うべき。店には常にいるが、現場で一緒に働いたりはしない。モーニング・ランチ・ディナーを客席で食す。満席になろうとも食す。
奥さんの方が明るく話しやすかったりするが、実際には恐ろしく嫌な女だったりする。
両者とも、精神論が好き。何より語るのが好き。

ワンマン

これは当たり前と言えば当たり前、社員の意見は一切必要としていない。「俺(私)に黙って従いなさい」これが基本。
「主体性をもって行動しろ」などと言われても信じてはいけない。主体的に行動すると勝手なことをするなと叱責される。

陰口が好き

社員にはバイトの陰口、社員の陰口は他の社員へ。内容も幼稚、何より理不尽。
・・・誰も信用されず、好かれることもない、悲しい世界

会議なるものをしたがる

オーナー夫妻の話を聞く、ただ、それだけ。
稀に一生懸命メモをとる従業員が現れたりするが、オーナー夫妻はそれをあざといと感じたりする。この場合は、黙って頷くのが正解。
営業中に御構い無しに呼び止められ、ミニ会議が始まることもある。その間は、バイトさんが必死に頑張ってくれる。感謝感謝。

基本的に家族以外は道具だと思っている

そもそも、これが根底にある。信じるべきは家族のみが基本姿勢。
従業員は替えのきくコマであり、信用できない存在。もしくは目を離せばサボり始める敵だと解釈している。
最初はすごく気に入られていると感じても、油断は禁物。距離を見誤って近づきすぎると、一転冷たく突き放される。崖から落とされることもしばしば。

そして息子が現場投入される

息子の年齢にもよるが、現場に投入されたりする。息子が使える場合も使えない場合も、みんなが気を使うことだけは確か。

中間管理職的な人材を投入したがる

事業規模の割に、背伸びをしたがる。
我々現場を監督する存在を投入し監視しようとする。ほぼ間違いなく、自信に満ち溢れた外向型の人間が採用される。
社長に散々現場の無能さを聞かされ現場投入される。なので、最初から現場との関係は最悪であり、「馴れ合うな、現場を叩け」と考える社長からすれば思惑通りだが、1週間後にはこちら側の人間になっている。
結局、現場を監督するという事の結果には時間もかかる上に目に見えにくい事から、早々に人件費の無駄との結論に達する。最終的に誰より邪険に扱われる。無論辞めていく。

社員やバイトが仲良くなるのを嫌がる

馴れ合いを嫌うと言えば聞こえは良いが、実際の心情としては「第一回オーナー夫婦悪口大会」開催の阻止であると言えるだろう。これは結託してボイコット、または総辞職に発展する可能性があるため、確かにオーナーとしては見過ごせないところではある。

メニューを変えたがる

小洒落たメニューをどこかから聞いてきた結果、オペレーションを考えない難解な新メニューが開発されたりする。
また、メニューを一新しようともする。この場合、大抵は全体的に複雑に出来上がる。作りたいものが先にあり、過程はおざなりだからである

読ませたがる

毎日、謎の社訓を大声で読まされる。オーナー夫妻は会話を中断し、無言でじっとその姿を見つめている。

「元気に声を出す」に重きをおきすぎる

飲食において、確かに大事なのは間違いない。ただし、評価基準の割合が「元気に声を出す」に振られすぎていたりする。信用していないことが根底にあるため、「元気だけが取り柄です!!」のような裏表のない純粋で扱いやすいタイプが好き。

肩書きを付けたがる

わざわざ賞状まで用意して「チーフバリスタ」や「エリアマネージャー」への昇格の儀が執り行われる。給料は据え置き。
端的に言うと「それっぽい事をしたがる」前述したが、背伸びをしたい体質である。

無理シフトを余儀なくされる

売り上げが悪くなると万全のシフトでの営業はできないため、最小人数以下でのシフトにせざるを得なくなる。すると不思議と満席になったりする。もちろん回せない。
信じられないほど待たされたお客さんは二度と来店してくれない。つまり、お客が減る。
そして、この一連の流れは繰り返されるのだ
人件費を削るしかない状態に陥っているため、しょうがないことではある。負のループに入り、飲食業におけるファイナルフェーズへと移行したと言える。

もはや何故辞めないのかがわからない

常態化により麻痺する。または、考えることやめる。
人件費を削るようになると、社員の負担はみるみる増し、心身は悲鳴を上げる。しかし、本人にその悲鳴は聞こえない。
馬車馬のように働いている内に、いつの間にか職場が世界の全てになっていたりする
現場の仲間に迷惑がかかるなどと考えてしまう優しい人間は、弾けるまで頑張ってしまう。

はたから見れば辞める選択しかあり得ない環境ではある

終わりに

あまりに限定的な話になってはいないかと感じながらも、書いていると当時を思い出して、溢れ出る感情、震える拳、は大袈裟ですが。
たとえワンマンでも、従業員のことを大切な資産だと考てくれる経営者の方も間違いなくいるかと思います。今回の話は、あくまで一例であり主観だということでご容赦下さい。

そして、もし現在このような飲食店で働いている方がいるのであれば、他人のことを気にする前に自分の心身に気を使ってくださいね

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